順当に考えれば3・4月度MVPは山口と坂本
平成最後のプロ野球となった2019年、3・4月度。ジャイアンツは首位で4月を終え、課題を抱えながらも良いスタートを切れたのではないかと思う。そこで、3・4月度の投打の月間MVPを選んでみたい。
普通に考えたら、投手では4勝0敗の山口俊。野手では1ヶ月間全試合で出塁を果たした坂本勇人を選ぶべきだろう。実際、2人がいなければ首位で4月を負えられることはなかったと思う。でも、ちょっと斜めから試合や選手を評価するのがジャビッ党。主力の2人をかんたんに選びたくはない。
そこで、ポイント集計という方法を取ることにした。
ジャビッ党では、今シーズンから毎試合ゲームレポートを掲載している。そのなかで、勝った試合ではその日のMVP、負けた試合ではその日のVPを選んでいる。選出基準は僕の独断と偏見。そんなMVPをとVPを集計して、3・4月度の月間MVPを選んでみたい。勝ち試合に貢献したMVPは3ポイント、負け試合だけどがんばったVPは1ポイントとして集計した。
ジャイアンツ3・4月の成績 16勝10敗
MVP獲得数
2回・・・山本、小林
1回・・・今村、高橋、山口、メルセデス、石川、阿部、ビヤヌエバ、菅野、岡本、丸、吉川尚、中川、ゲレーロ
VP獲得数
2回・・・丸、岡本
1回・・・亀井、中川、森福、ビヤヌエバ、阿部、菅野
合計ポイント
6ポイント・・・山本、小林
5ポイント・・・丸、岡本
4ポイント・・・菅野、中川、ビヤヌエバ
2019年3・4月MVP(野手)・・・山本泰寛
ポイント数では小林と同数だったけれど、小林は1回は山口とのバッテリーとしてMVP獲得なので、実際は1.5回という考えで、山本を選出。
4月は吉川尚輝離脱の穴をしっかり埋めてくれた。5月も継続して、攻守で役割を果たしてほしい。
2019年3・4月MVP(投手)・・・中川皓太
ポイントでは菅野と同数だったけれど、エース菅野はもうちょっと活躍してほしい存在。中川は崩壊中のブルペン陣のなかにあって唯一無失点を継続中の頼れる存在だ。
ジャビッ党では「2019年 巨人の左のセットアッパーは? ポスト山口鉄也問題」で、ポスト山口には「コントロールが悪い」という評価をしており、吉川光夫に次ぐ候補として戸根と並んでいた。今シーズンは格段に制球力が上がっており、あらためてお詫びして訂正したい。
接戦が続くと中川への負担も大きくなるが、コンディションを整えて、なるべくベストに近い状態でマウンドに上がってほしいものだ。
5月はどんな選手が活躍するか楽しみだ。
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