新外国人のサンチェス炎上!初登板で1回5失点!巨人先発陣の柱になれるのか?

2020年02月24日

巨人-広島OP戦

沖縄

G 8  ―  C 9

チーム123456789R
広島5020001019
巨人0110202118
投手リレー
C:九里(3回2失)-塹江(1回0失)-矢崎(1回2失)-アドゥワ(3回3失)-岡田(1回1失)
G:サンチェス(1回5失)-桜井(4回2失)-高田(2回1失)-古川(1回0失)-鍵谷(1回1失)

サンチェスが実践初登板、キレ・制球も調整段階か?

巨人の新外国人投手・サンチェスが広島とのオープン戦に初登板。1イニングで5失点と炎上してしまいました。
山口俊の抜けた穴を埋めるべく獲得した投手でのサンチェス。菅野と並ぶ先発の柱と期待されていたのですが、果たして大丈夫なのでしょうか?

2月24日のサンチェスの成績
投球回:1 球数:28 打者:8 被安打:5 奪三振:0 四死球:0 失点:5

この成績を見ると不安になってしまいますね。
投球内容的には、全体的にボールが高く、真ん中に集まっている感じでした。

サンチェスの投球チャート

ストレートは140キロ台後半から150キロ台前半。速いことは速いのですが、カープ打線は初球からアジャストできています。
28球中、空振りは0。ファウルは3球あったのですが、いずれも変化球です。
つまり、この日のストレートは、空振りも奪えないし、ファウルでカウントも稼げないほどキレがありませんでした。

サンチェスは昨年まで韓国でプレーしています。
日本のボールとメジャーのボールが違うように、日本と韓国でもボールは違います。サンチェスはまだこのボールの違いに慣れていないのではないかと思います。
つまり、ボールが指にかかっていないと思うのです。

ボールが指にかからないから、ボールに強い回転がかけられず、球速ほどキレがありません。また、高めに外れてしまいます。

まだ、開幕まで時間がありますから、調整していけば、指にかかるボールが投げられるのではないかと思います。
そうなれば、低めに制球できると思いますし、球速ももっと速くなるはずです。

変化球は、カーブ、スライダー、チェンジアップ、シンカー、カットボールといった持ち球があると言われています。
映像からチャートをつけていたのですが、130キロ台後半の変化球と130キロ台前半の変化球があります。

130キロ台の曲がるボールが、カーブなのかスライダーなのか、ちょっと判別しにくいですね。球速が違うので別の球種だと思うのですが、映像で見ると似たような曲がり方をします。
また、落ちるボールを何球か投げていたのですが、チェンジアップかシンカーなのか、こちらも区別がつきにくいです。

ひょっとしたらフォークボール、あるいはスプリットという可能性もあるのですが、ストレートの球速を考えると、スプリットだったらもっとスピードがあると思います。

変化球に関しても、まだ調整不足かと思いますね。

昨年の韓国の成績はアテになるのか?

まだ1試合、1イニングの登板ですから、もちろんこれでサンチェスの日本での活躍の有無を測ることは早計だと思います。
ジャイアンツの首脳陣も以下のようなコメントを出しており、それほど心配はしていないようです。

サンチェスが山口俊の穴を埋める先発の柱として期待されている根拠として、昨年韓国リーグで17勝を挙げたという実績があります。
サンチェスの韓国リーグでの成績は、次の通りです。

2018年(所属SK)
29試合 145回1/3 8勝8敗 防御率4.89 124奪三振(被本塁打26)
2019年(所属SK)
28試合 165回 17勝5敗 防御率2.62 148奪三振(被本塁打2)

韓国リーグ2年目の2019年に格段に成績を上げているのですが、これは韓国リーグが2019年に反発係数を抑えた低反発球を導入した影響です。
サンチェスは打たせて取るタイプのピッチングスタイルなので、三振を奪うタイプの投手よりも、反発係数の影響は大きく、被本塁打が十分の一にまで減少しています。

日本でも2011年に反発係数を抑えた統一球を導入したときに、打者のホームラン数が減少し、投手が軒並み成績を上げたことがありました。
あの頃の統一球はいわゆる「飛ばなすぎる」ボールで、NPBでは近年それが改善され、「またボールが飛ぶようになっている」と言われています。

NPBでは、2015年以降ボールの反発係数に設けていた上限と下限を撤廃し、「0.4134を目標値とする」としています。上限を撤廃していることから、0.4134を若干上回るボールが多くなっているのかもしれません。

では、韓国の低反発球はどうなのでしょう?

韓国は国内での検査で疑惑が出たことから、NPBと同様の検査機関で検査したところ、平均反発係数が「0.4132」であったということです。

この検査の数字が正しいとするならば、2019年の韓国リーグのボールの反発係数はNPBとほぼ同じであり、昨年のサンチェスの成績はある程度参考になると言えます。

サンチェスは、クイックや牽制球は問題なさそうなので、日本のボールに慣れて低めに制球できるようになれば、先発ローテーションの一角として十分に活躍ができるのではないでしょうか?

タイプとしては、ヤクルト、巨人、ロッテで活躍した、グライシンガーのようなタイプだと思います。

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試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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