2019年08月21日

巨人-日本ハム 17回戦(イースタン)

東京ドーム

G 4  ―  F 5

ヤングGがハンカチ王子を粉砕!岩隈が移籍後初のピッチングで三者凡退

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本ハム 0 1 0 2 1 0 0 1 0 5
巨人 3 1 0 0 0 0 0 0 4
投手リレー
F:斎藤祐-立田-柿木-田中豊-福田
G:戸郷-横川-与那原-岩隈-直江-池田-鍬原

東京ドームで開催された、イースタン・リーグの巨人-日本ハム戦に昨日に引き続き行ってきた。

1軍の試合は、当たり前だけど「勝敗」が重要。でも2軍の試合は「育成」であったり「調整」の方がその1試合よりも大切だったりする。もちろん2軍であっても勝つに越したことはないけれど、最終的な目標は「1軍が試合に勝つこと」。2軍が何度イースタン・リーグで優勝したところで、1軍が優勝しなければ何の意味もない。今年の2軍は「1軍に選手を送り出す」という本来の目的を例年以上にやっているように思う。

ジャイアンツの4番は「松井」

ジャイアンツの先発ピッチャーは、ドラフト6位の高卒ルーキー戸郷翔征。イースタンでは7試合に先発し、2勝をあげている。細身ながらもストレートに力があり、将来が楽しみなピッチャーだ。

対するファイターズの先発はマルティネスのはずだったのだけれど、登板直前にアクシデントで、急遽斎藤佑樹に変更。変更発表の場内放送が流れると、スタンドが大いに盛り上がった。さすが鎌ケ谷のエース「ハンカチ王子」だ。

2019年8月21日ジャイアンツ2軍スタメンオーダー

1番 セレフト 松原聖弥(59)3年目
2番 ショート 湯浅大(93)2年目
3番 ライト 山下航汰(99)1年目
4番 ファースト 松井義弥(65)1年目
5番 サード 田中俊太(51)2年目
6番 DH 炭谷銀仁朗(27)13年目
7番 キャッチャー 田中貴也(38)2年目
8番 セカンド 黒田響生(021)1年目
9番 センター 村上海斗(66)2年目
ピッチャー 戸郷翔征(68)1年目

昨日よりもさらに若手中心のメンバー。注目は4番打者、「松井」である。

松井義弥…2018年ドラフト5位、折尾愛真高等学校、右投左打、内野手
イースタン 17試合 37打数 5安打 1本塁打 .135

高校通算40発のスラッガーで、九州のゴジラなんて呼ばれていたらしい。でも、いくら2軍とはいえ、この成績で4番は普通ないよね。高田2軍監督のファンサービスの一環といったところだろう。

ちなみに、この松井義弥が打席に立った時の応援歌は「松井秀喜」の応援歌だった。懐かしぃ~!

2軍の選手は自分の応援歌のない選手が多いので、OBの応援歌が演奏されていた。

松原聖弥 → 松本哲也
湯浅大 → 古城茂幸
田中貴也 → 井上信二
岸田行倫 → 村田修一 など

注目のピッチャーが続々登板

ファイターズの先発、斎藤佑樹をはじめ、この日は注目のピッチャーが続々と登板した試合だった。

初回から打たれまくる鎌ヶ谷のエース・斎藤佑樹

斎藤佑樹は、立ち上がりからジャイアンツ打線に捉まる。先頭の松原をセカンドフライに打ち取ったものの、2番の湯浅に左中間にホームランを打たれてしまう。この一発で動揺したのか、山下、松井、田中俊、炭谷にもヒットを打たれ、5連打で3点を失った。

2回にも湯浅に3塁打、山下にタイムリーと連打を許し1失点。結局、斎藤佑樹はこの回までで、2回4失点という結果だった。急遽の先発とはいえ、おそらくこの日はもともと2番手あたりで登板する予定があったはず。2軍の打線相手にこれでは、まだしばらく鎌ヶ谷のマウンドにい続けることになりそうだ。

150キロ台のストレートを連発!戸郷翔征

ジャイアンツの先発を任された戸郷。細い体ながら、140キロ台後半から150キロ台前半のストレートをバンバン投げていた。3回3安打1失点7奪三振! まっすぐで三振が取れるピッチャーだ。高卒1年目ということで、まだ長い回を投げさせてもらえないのだけれど、中継ぎならば、今すぐ一軍でも使えるかもしれない。

制球に苦しみ2失点 大阪桐蔭の左腕・横川凱

昨年、甲子園を春夏連覇した大阪桐蔭高校。ドラフトでは根尾、藤原、横川、柿木の4人が指名された。横川はサウスポーということもあり、将来性を買ってジャイアンツがドラフト4位で指名した。

この日は、2番手で登板するのだけれど、いきなり先頭打者に四球。その後もなかなかボールがコントロールできず、四球は出さなかったものの、甘く入ったボールをヒットされて1回2失点。戸郷と比べると体のキレがないというか、腕の振りが鈍い感じがした。もっと走り込んだ方がいいかもしれない。

大阪桐蔭のエースの意地 柿木蓮

ファイターズの3番手で登板したのが、ドラフト5位の柿木。大阪桐蔭で背番号1を背負ったエースだ。ドラフト会議では横川よりも指名順位が下の5位。今日の登板は相当意識していたと思う。6回から登板し、加藤を打ち取った後、マルティネスに四球を与えたものの、後続を抑え1回無失点。大阪桐蔭のエースの意地を横川に見せつけた恰好になった。

調整段階もさすがのピッチング 岩隈久志

そして、今日のハイライトは、移籍後初登板となった岩隈のピッチングだろう。1イニングを全12球。海老原をセカンドフライ、石川亮をセカンドゴロ、郡を三振に仕留め、ファイターズ打線を三者凡退に抑えた。

ストレートは最速141キロ。ボールのキレや細かいコントロールはまだまだだろうけれど、マウンドに上がると雰囲気がある。今シーズン中に1軍で登板できるかは分からないけれど、これからどんどん状態を上げていってほしいね。

湯浅がサイクル安打を逃す

試合は中盤に追いつかれ、終盤に池田が勝ち越し点を許し、ジャイアンツは逆転負けした。

ジャイアンツ打線は2番手以降のファイターズ投手陣を打ち崩せなかった。

昨日3安打だった1番・松原や昨日のヒーロー黒田はノーヒットに終わった。

「4番・松井」は、斎藤佑樹のボールはヒットできたものの、第2打席以降は、自分のスイングが全然できていなかった。軸が崩されて体重移動もうまくできず、しっかりとボールにコンタクトできなかった。1軍で活躍できるようになるまでには時間がかかりそうだ。

この日、打線で目立っていたのは2番の湯浅大。第1打席で斎藤佑樹からホームランを打つと、第2打席でも3塁打。タイミングが合うんだろうね。第3打席では2番手立田からライト線へ2塁打。サイクルヒットに王手をかけた。

7回の第4打席は明らかにサイクルヒットを意識している感じ。力んだスイングで空振りの三振。9回に打席が回ってくれば、と願っていたけれど、1番・松原が繋げられずに第5打席は回らずに、サイクルヒット達成とはならなかった。

湯浅はスピードもあるし、ショートもセカンドも守れる。1軍はまだセカンドのレギュラーは決まっていないから、チャンスはある。今日みたいなプレッシャーのかかる場面で、力まず自分の力を発揮できるようになってもらいたい。

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