桜井が粘りの投球、岡本が4番の仕事を果たし、大竹がピンチを併殺で凌いで巨人が接戦を制す!

2019年08月16日

巨人-阪神 17回戦

東京ドーム

G 2  ―  T 1

チーム123456789R
阪神1000000001
巨人0002000X2
投手リレー
T:高橋遥-岩崎
G:桜井-高木京-大竹-デラロサ

投手陣が粘りのピッチングで同点を許さず

手に汗握る好ゲームとはまさに、今日のような試合のことだろう。

ジャイアンツ先発・桜井は、今日はどちらかと言えば調子の悪い部類だったように思う。ストレートのキレはイマイチだったし、カーブやチェンジアップもそれほどキレを感じなかった。一方で、タイガース先発・高橋遥はストレートがキレていて、調子が良さそうだった。

桜井が悪いながらも、7回1アウトまで1失点で凌げたのは、内外角をうまく使った小林の好リードと、それに応えられる制球力が今日の桜井にはあったからだと思う。

両軍のベンチワークも面白かった。

桜井は6回1失点で降板だろうなと思っていた。6回裏にベンチで宮本コーチとグータッチしていたし。6回裏の2アウトからキャッチボールを始めたけれど、7回表のタイガースの攻撃はピッチャーの高橋遥からだから、桜井がそのままマウンドに上がって、左の代打が出てきて、高木京介にスイッチだろうと…。

そうしたら、7回表、阪神・矢野監督は高橋遥をそのまま打席に送った。

きっと阪神ファンはこの采配に賛否両論だろうな。僕は昭和の野球みたいだけど、ありだと思う。

ジャイアンツベンチは7回表に桜井を投げさせるつもりはなかったのだと思う。でも、代打が出てこなかったから1アウトだけ投げさせた。こういう時って集中力が切れて、四球とか出しがちなんだけれど、桜井はよく集中力を切らさなかったよね。

で、2番手高木京介が近本、木浪と左が続くところでしっかりアウトを取ってベンチに戻る。8回の先頭打者は左の福留からだから、高木京介は8回も福留まではイニングまたぎで行かせたかった。

でも、7回裏は6番から始まる打順。もちろんチャンスが来れば代打なんだけれど、続投した高橋遥は相変わらずいいピッチングで、すぐに2アウト。ところが8番の小林を歩かせてしまう。これ、半分くらい「歩かせてもいいや」という意識がタイガース側にあったと思うんだよね。できれば高木京介を変えてほしいって。

結果として、ジャイアンツは高木京介を打席に立たせて、8回のマウンドに送る。

ここできっちり福留をアウトに取ってくれれば良かったんだけれど、運の悪いことにセカンド前にボテボテの内野安打を打たれてノーアウトのランナーを出してしまう。

福留を出したのは想定外だったけれど、ジャイアンツは予定通り大竹にスイッチ。

大竹はマルテに粘られて四球を与えて、無死1・2塁。続くソラーテをボテボテのセカンドゴロに打ち取って1死1・3塁。そして、打席には6番大山。

この場面が今日のハイライト。

ジャイアンツの守備体系はゲッツーシフト。同点までは仕方ないけど、大竹のシュートで大山をゲッツーに仕留めたいという思惑。

大竹は、厳しいコースに3球続けてシュートを投げ込み、大山はシュートを狙う。1球外にスライダーを見せて、カウント2-2から、またシュートで、狙い通りの5-4-3のダブルプレー!

見応えのある勝負だった。

ジャビッ党が選ぶこの日のMVP

MVP・・・桜井俊貴&大竹寛&岡本和真

今日はお立ち台に立った3人をそのままMVPに選びたい。だって1人に絞れないんだもの。

先発の桜井はよく1失点で粘ってくれたし、8回の大竹のピッチングは見事だった。そして、全員が打ちあぐんでいた阪神・高橋遥のストレートを一振りで打ち砕いた逆転2ランの岡本は「これぞ4番の仕事」をしてくれた。

ここ3試合、丸がノーヒットなので、明日は丸が打ちまくって勝利に貢献してほしい!
明日も勝つぞ!ジャイアンツ!

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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コメント

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