メルセデスが7回無失点と好投
ここ数試合のメルセデスの成績
- 6.30 4回 2失点
- 6.21 5回2/3 3失点
- 6.14 5回0/3 2失点
- 6.7 5回0/3 2失点
- 6.1 1回1/3 4失点
- 5.25 3回1/3 5失点
ここ6試合、6回を投げきることができなかったメルセデス。この日はベイスターズ打線を7回4安打1四球1死球無失点に抑えた。ジャイアンツベンチとファンの想定以上の好投で6勝目をあげた。
今日のメルセデス-大城のバッテリーはストレートを軸に、ストライクゾーンを広く使ってピッチングを組み立てていたように思う。
メルセデスは、変化球を低めに集めて、打たせて取るタイプのピッチャーだけれども、このところ低めを意識すぎて、配球が偏っていたのかもしれない。メルセデスのストレートは140キロ台前半だけれども、高め、低め、外角、内角と上手く投げ分けて、ベイスターズ打線に的を絞らせなかった。カウント球もストレート、決め球もストレート中心で、スライダー、チェンジアップはアクセントとして使う程度だった。基本は打たせて取るピッチングだけれど、要所で三振が取れたのも大きかった。
打線は、岡本がスタメンを外れた。
おとといの自打球の影響もあったと思う。自打球による足の痛みもそうだけれど、自打球にしてしまったバッティングの調子の悪さも大きい。今日は代打で四球を選んだけれど、ボール球に手を出さず見極められたのは収穫だ。外角のボールの見極めをしっかりつけて、スタメン復帰してほしい。
勝ってる試合のキャッチャーは代えないほうがいい
メルセデス降板後の8回は、大竹、田口、中川というリレー。
3人それぞれがソロホームランを打たれて、3点を失った。
大竹がロペスに打たれたのは、外角高めのボール。低めに構えたボールが上ずったものだ。外角高めはロペスの一番得意なコースだ。
田口が筒香に打たれたのは、初球のインコース。狙い打ちされた感じだ。
中川が伊藤光に打たれたのは、フルカウントから膝下に落ちるスライダー。打つのはかなり難しいコースだったけれど、キャッチャーの伊藤光だけに配球を読んでいたのかもしれない。
8回からマスクを被っていたのは、小林。小林が悪いとは言い切れないけれど、7回までは大城で無失点。8回からは小林で3失点という事実は重く考えるべきだ。
大城が7回までベイスターズ打線を封じていたのだから、そのまま大城で良かったのだと思う。それまでの打者への配球とか、つながりとかもある。先発キャッチャーと途中出場のキャッチャーがその日の攻め方について、しっかりとコミュニケーションが取れているならば別だけれど、おそらく、申し送り的なことはやっていないのだろう。
逆に、自分色のリードをしようとする可能性がある。これは小林に限ったことではなくて。
ロースコアで勝っている試合はキャッチャーは代えないほうがいい。リリーフの3失点は、そういう意味で途中でキャッチャーを代えたベンチのせいだと言えるだろう。
ジャビッ党が選ぶこの日のMVP
MVP・・・メルセデス
今日は7回無失点のメルセデスで文句なし。
明日は岡本がスタメン復帰するのか? 久々に先発する高橋優貴のピッチングにも注目したい。
絶対勝つぞ!ジャイアンツ!
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