坂本が王超えの球団新記録!岡本にも久々のホームランが出て、23安打19得点で爆勝!!

2019年05月10日

DeNA-巨人 8回戦

新潟

G 19  ―  S 7

チーム123456789R
ヤクルト0203011007
巨人30055081019
投手リレー
S:小川-大下-風張-中尾-坂本
G:ヤングマン-高木-野上-田口-アダメス-戸根

坂本が連続出塁記録を第1打席できなり決める

このゲーム、東京ドームで観たかったなぁ。
巨人打線が大爆発し、23安打19得点という記録的な大勝になった。ジャイアンツが23安打以上したというのは、2009年の8月12日、マツダスタジアムでの広島戦以来なのだけれど、本拠地で23安打以上したのは、1955年の6月22日後楽園球場での広島戦以来64年ぶり、東京ドームでは初めてとのこと。きっとライトスタンドでタオルをぶん回していたファンはみんな明日は筋肉痛だ(笑)

試合前から注目されていたのは、キャプテン坂本勇人。DeNAとの2連戦で開幕からの連続出場を33試合に伸ばし、長嶋茂雄を超え、王貞治に並んでいたからだ。この日の試合で出塁すれば「王貞治超え」の球団新記録。そんな大記録を、初回にヒットを放ちあっさり達成してしまうのだからさすがである。

坂本は令和第1号ホームランも放ち、この試合を終えた時点で、打率、打点、本塁打の3冠王に立っている。坂本は中距離ヒッターで、ホームランバッターではないし、打点も2番という打順だと稼ぎにくいのだけれど、令和初の3冠王の夢をしばらく見させてほしいものだ。

ヤングマンが突然制球を乱し、4回もたず降板も打線が小川を攻略

ジャイアンツの先発ヤングマンは2回に西浦にホームランを打たれ、2点を失うと、4回突然制球を乱してしまう。ストライクが入らなくなってしまった。先頭の山田を四球で出塁させると、続く雄平、村上にはストレートの四球でノーアウト満塁としてしまう。

これ、たぶん雄平の初球に山田に盗塁されて動揺してしまったのではないだろうか? まぁ、盗塁されたのは半分はピッチャーのせいなので、言い訳にはならないのだけれど。

で、西浦にタイムリーを打たれたところで降板し、ノーアウト満塁で高木京介がマウンドに上がるのだけれど、かなりしんどいシチュエーションだ。ピッチャーの小川に押し出し四球を出したのはいただけないが、この回、よく3失点でとどまったと思う。

4回表を終わって0-5。ヤクルトの小川の調子は悪くなさそうだし、この試合はしんどいかなと思ったら、5点もらった小川がおかしくなってしまった。おそらく、ストライク先行で、テンポよく投げようと思ったのだろう。先頭の丸に初球を、続く岡本には1ボールの後の2球目のストライクボールをヒットされてノーアウト1・2塁。続く亀井がタイムリーで、1点を返すと、山本にも初球を打たれて4連打。この後、田中俊太の犠牲フライ、小川のエラー、坂本のタイムリーであっという間に同点となる。ジャイアンツは小川への苦手意識は完全に払しょくしたと言っていいだろう。

5回裏には、岡本の令和になって初のホームランが飛び出し、1点を勝ち越すと、亀井も連続ホームランで7-5。この回小川をノックアウトし結局5得点。10‐5とした。

こないだのDeNA相手だったら、ここであきらめてくれたのだろうけれど、好調ヤクルトはあきらめてくれない。6回から登板した田口が、6回に渡邉大樹プロ初安打初ホームランを許すと、7回には山田哲人に9号ソロを浴びて、10-7。この試合、まだわからないと思ったその裏、8番の途中出場の大城から始まる攻撃で、丸が押し出し四球、岡本がタイムリー、代打石川が2点タイムリーと4点追加後、とどめは田中俊太の満塁ホームランで大量8得点。さすがにこれでヤクルトも沈黙した。

ジャイアンツの内外野のポジション争いが面白い

それにしても、ゲレーロとビヤヌエバを2軍に落とした途端、打線が活発になった。2外国人がいなくなったことによって、レフト、ライト、セカンド、サードと4つのポジション争いがさらに激しくなった。

この日、1番でスタメン出場したのは、連日途中出場で打ちまくっていた重信慎之介。けれども、残念ながらノーヒットで終わってしまった。この間の増田もそうだけれど、1番スタメンで気負ってしまうのだろか?

重信がノーヒットだったのに対し、途中出場の陽が3安打の猛打賞。同じく途中出場の石川が2安打3打点。亀井は勝負強さを見せているけれど、打率は2割5分くらいだから、亀井、陽、重信、石川のポジション争いはさらに激しさを増すだろう。

そして、内野の争いも激しい。この日はセカンドが山本、サードが田中俊太。山本はこの日も2安打と好調をキープし、田中俊太は犠飛と満塁ホームランで5打点。増田は守備と走塁でアピールしているし、マルティネスもいる。北村がまだプロ初安打を出していないけれど、1本出れば乗ってくるのではないだろうか?

田中俊太はここまで打率1割台。兄広輔も広島で打率1割台と兄弟で苦戦しているが、奇しくもこの日、兄弟そろってホームランを打った。昨年ジャビッ党イチ押しの田中俊太が調子をあげてくれば、内野の争いはさらに楽しみになってくる。

ジャビッ党が選ぶこの日のMVP

MVP・・・岡本和真&坂本勇人

23安打も打ったので、3安打以上がわんさかいるので、この試合はMVPを2人にしようと思う。
球団新記録の34試合連続出塁の坂本勇人と、久々のホームランを含む4安打の岡本和真を選びたい。

坂本は35試合のセ・リーグ記録、40試合のNPB記録の更新が期待されているけれど、いつも通り平常心でできている感じだ。35試合、40試合といわず、143試合連続出塁してほしいものだ。

岡本は、ホームランを打ったけれど、調子自体はまだかな。長打がセンター方向やライト方向に出てくれば本調子だと思う。センター方向にヒットは出ているので、この4安打をきっかけにどんどん上げていってほしい。

明日も勝つぞ!ジャイアンツ!

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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