高木京介の1敗はベンチの信頼の証
プロ入りから165戦目、ついに高木京介に黒星がついた。
おとといの、3イニングパーフェクトピッチングの疲れが残っていたのか、この日はボールのキレも制球も甘かった。
ジャイアンツ1点リードの7回裏、先頭の西川に2ボールからセフティバントを決められて、ノーアウト1塁。大田、近藤を打ち取って2アウトとしたものの、4番中田に粘られた末に同点タイムリーを打たれ、続く5番王柏融に2ランホームランを浴びてしまった。
これまでは、ビハインドの場面での起用が多かった高木だけれど、最近は接戦での同点の場面や僅差のリードの場面での登板が多かった。僅差のリードで投げ続けていれば、いつかは打たれるし、負けが付くこともある。高木京介にとってこの黒星は、ベンチに信頼され、いい場面で使われるようになった証だ。決して下を向く必要はない。
大切なのは次の登板。同じ失敗を繰り返さないことだ。今日の敗戦を糧として、ジャイアンツブルペン陣に欠かせない存在になってほしい。
坂本勇人の打撃が下降気味
この日は2番坂本が4の0、3番の丸が3の0で四球が1つ、2人で8打席で出塁1というのは寂しい。
とくに坂本の打撃が下降気味だ。下降気味といっても、昨日もヒットは打っているし、打率は.312だ。並みのバッターならば不調というほどでもないかもしれない。けれども、坂本は3割4分のバッターだと僕は思っている。3試合で5本はヒットを打ってほしいバッターだ。ちょっと四球が減っている気がする。
坂本のことだから、明日には修正できているかもしれないけれど、個人的にはホームランもいいけれど、マルチヒットを期待している!
ジャビッ党が選ぶこの日の戦犯とVP
戦犯・・高木京介&大城卓三
3失点の高木京介が戦犯にはなるのだけれど、高木をリードした大城も連帯責任だ。
特に、中田に同点タイムリーを打たれた場面。その前にカウント1-2から西川に盗塁を決められている。盗塁を決められたボールはインコースのストレート。あの盗塁がなければ、同点はなかったかもしれない。大城に小林ほどの肩を求めているわけではないけれど、バッテリーでスタートをきらせない工夫が必要だろう。
VP・・・重信慎之介
3安打猛打賞の活躍。特に9回のタイムリー2塁打は評価したい。今は1番を亀井が打っているけれども、なんとか1番を奪ってほしいものだ。
今日は先発のメルセデスが6回途中で降板してしまった。やはり先発投手は7回まで投げ切ってほしい。明日の先発は山口俊。7回までとは言わず、完封、完投のピッチングを期待している。
明日は勝つぞジャイアンツ!
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