上原が打たれた…4連敗の中で見つけたジャイアンツの収穫

澤村

神宮のヤクルト戦で菅野、田口、野上の表ローテでまさかの3連敗を喫した巨人。しかも3試合で28失点という投壊状態。仕切り直しの東京ドーム6連戦の初戦だったが、1度は長野の2ランで逆転したものの、上原が5安打を集められ逆転負け。打線が打っても先発が崩れ、先発が抑えると打線が沈黙。逆転してもリリーフが打たれるという最悪の流れで、連敗が長引きそうな気配の中、一つの光明を見出した。

帰宅してG+観たら上原が打たれてた

仕事を終えて、スマホで巨人戦の経過をチェックしながら電車で帰宅中。長野が逆転ホームラン!駅から歩き家に到着。巨人の連敗脱出の瞬間を観ようとG+にチャンネルを合わせると…

上原打たれてるし…。

そりゃ、いつか打たれることもあるだろうと思っていたけれど、ちょっと早すぎる。っていうかタイミング最悪だし。

とにかく投打のバランスが悪い。ヤクルト戦では、先発の菅野、田口、野上がフルボッコで打たれて、打線がどれだけ点を取ってもそれ以上に失点するし、この日は山口俊が中盤まで7回1失点で抑えたのに援護がない。7回裏、長野の2ランで逆転したと思ったら、今度はリリーフの上原が打たれて逆転される。

流れがすごく悪い。でもそんな中でも収穫を見つけた。

筒香の第5打席に観た光明

今日の収穫としては、まず亀井にヒットが出たこと。1軍昇格後ノーヒットが続いていた亀井に第一打席で初ヒット、そして第四打席でタイムリー。これで明日以降、亀井も普通に打席に入れるはずだ。

次に岡本。今日は上原が打たれてしまったけれど、上原が投げたすぐ後攻撃で、なぜか打席が回ってくる。そしてヒットを打つ。この巡り会わせは、なんかいい感じだ。

そして9回表、筒香の第5打席。マウンドにいたのは4番手の澤村。ここで褒めたいのは、澤村のピッチングではなく、大城のリードだ。

1点ビハインドで2アウトランナーなし、ここは一発は打たれてはいけない場面。基本的に外角にボールを集める配球。5球目まですべてフォークボールでフルカウント。ここまでフォークを続けると、ストレートのサインは出しにくいだろうなと思ってみていた。とは言え、次打者はロペス。シーズンも始まったばかりだし、ここで逃げの投球は嫌だなと思っていた。フォークを見送られて、四球で歩かせてロペスに打たれたら最悪の展開だと思ってみていた。ストレートのサインだったら外角だろうな…と。

でも、大城はミットを筒香のインコースに構えた。
澤村の力のこもったストレートが、投げ込まれる。
ちょっとシュート回転して甘めに入ったけれど、筒香のバットが空を切った。空振り三振。

この場面で、筒香相手にインコースにストレートを要求できる大城のリードは大したものだと思う(ベンチの遠隔操作でなければ)。ヤクルト戦では3盗塁と走られまくり、課題はまだまだたくさんあるけれど、捕手としても期待していい選手だと思った。明日のスタメンマスクは小林かもしれないけれど、大城にはこれからも注目していきたい。

この4連敗中、投手が打たれる、野手が打てないのは仕方ないが、守備や走塁のミスが目立つ。細かいミスが多いところが広島との大きな差だ。この差は夏までに埋めていってほしい。

大城には打撃だけではなく、リードにも期待したい

大城には打撃だけではなく、リードにも期待したい。

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試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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