巨人の2番打者の適性ナンバー1、田中俊太がスタメンを勝ち取る日

田中俊太 選手を語る

ジャイアンツのドラフト5位ルーキー田中俊太。キャンプ、オープン戦を通じ、吉川尚輝とセカンドのレギュラー争いを繰り広げ、開幕1軍を掴み取った。開幕戦では代打でプロ初打席を迎え、見事初安打を放つと、その後も代打で起用され、4月20日現在、12打席10打数3安打2四球。打率.300、出塁率.417の活躍を見せている。

そんな田中俊太に付いている枕詞は、「あの広島カープ田中広輔の弟」だ。田中俊太がこれから巨人のレギュラーを奪い、田中広輔の方が「あの巨人の田中俊太の兄」と言われるくらいに活躍するためには、どうすればよいのだろうか?

田中俊太は吉川尚輝のよきライバルというポジションから脱却せよ

巨人が調子が悪いと、ブログを書くにもどうにも愚痴っぽくなってしまう。先週から現状のジャイアンツについて何度か書いてはボツにしていたので、ここは視点を切り替えて、ルーキーについて書いてみようと思う。

ジャビッ党が今年期待する若手野手、第1位の田中俊太についてだ。

ジャイアンツ春季キャンプから期待の若手 ベスト5をピックアップ【野手編】でも書いている通り、開幕前時点でのセカンド、2番打者としての適性は田中俊太の方が上だと僕は見ている。しかし、そのポジションは俊太の前年のドラ1吉川尚輝が掴んで離さない。

よくプロ野球は「入ってしまえばドラフトの順位なんて関係ない」なんて言われるけれど、それは違う。プロに入ってもドラフトの順位は大いに影響があると思う。特に入団数年間は。

なんせ、初期費用が違う。ドラフト上位選手の方が契約金は断然高い。それは球団の戦力としての期待値にほかならない。
田中俊太と吉川尚輝のようにほぼ同年代の選手であれば、ドラフト順位(契約金の額)は潜在能力に対する期待値の高さでもあると思う。少なくとも吉川尚輝は、ジャイアンツのスター選手として球団を挙げて、いや読売グループを挙げて育てていこうという方針だ。それは、G+のジャイアンツ春季キャンプの中継で「尚輝の窓」というコーナーができたことからも明らかだ。

田中俊太に関しては、同じルーキーの北村、若林を合わせた3人のうちで、内野のバックアップ要員として、1人でも1軍ベンチにいてくれたらありがたいというくらいの期待値で獲得している。「化けてくれたらもうけもの」という感じだと思う。

現状で見ると、実に球団・首脳陣の思惑通りだ。いや思惑以上の存在になりつつある。なぜか?
それは田中俊太にレギュラークラスの実力があるからだ。

最初は吉川尚輝を煽る存在としてくらいの春季キャンプ1軍帯同だったのだと思う。けれども、キャンプ、オープン戦期間を通して、1軍で結果を残した。同期の若林は体力的についてこられなかったし、北村は途中から1軍に呼ばれたものの、実力不足を露呈した。

キャンプ2軍スタートで、途中から1軍に合流して内野のポジション争いをした辻、中井も寄せ付けなかった。今では内野手ではレギュラーが故障したときのスタメン候補1番手だろう。

でも、やっぱり田中俊太は現時点で控え野手だ。セカンドのポジションで吉川尚輝が.250くらいの成績を残し続けていれば、田中俊太にスタメンのチャンスはほとんどない。吉川尚輝がこのままスタメン出場を続けていけば、守備がどんどん磨かれていって、ますますスタメンのチャンスは遠のいてしまう。

田中俊太は、まず吉川尚輝と同じ土俵で争ってはいけないのだ。

田中俊太をスタメンで使い続ければ、.270くらいは打てると思う。

田中俊太をスタメンで使い続ければ、.270くらいは打てると思う。(Photo 山内信一さん)

率先して外野に挑戦しろ!と書こうと思ったら、すでにやっていた

今年のジャイアンツは、というか、今年のジャイアンツもチーム全体を通してバントが下手くそだ。川相さんが2軍監督なのになんでだろうとつくづく思う。

現在2番打者として全試合スタメン出場を続けている吉川尚輝もそうだ。送りバントができない。本来、送りバントなど細かいプレーができなければいけない、立岡もそう。この2人に関しては、ファウルで粘ることもそれほどできないし、進塁打を打てないことも多い。言ってしまえば2番の適性がないのだ。

その点、田中俊太は違う。キャンプ、オープン戦を通して、送りバントやエンドラン、進塁打、ファウルで粘るといった2番打者に必要な適性を見せてきた。首脳陣もサード、ショートを守らせたり、そのうちファーストも守らせてみたりした。スタメンで使いたいと思うようになってきたわけだ。

となれば、陽岱鋼が離脱した外野の一角を奪いにいかない道理がない。何せ、今まで1軍で一度もセンターをやったことがなかった中井がセンターに入っているのだ。

ここは、早出特守を志願して、外野の守備練習を始めるべきだ。
と強く言おうと思ったら、もうやっていた。1軍の試合前練習で外野の守備練をやって、19日のイースタンリーグで、2番センターで実戦デビューも果たしていた。

素人のファンが考えているのだから、そりゃ首脳陣も考えているか。

となれば話は早い。もう高橋由伸監督は、田中俊太をスタメンで使いたくてウズウズしているわけだから、あとは早出特守などでアピールしまくって、スタメンを勝ち取るだけだ。

4月20日現在で、田中俊太の1軍出場はすべて代打。対右投手に関して言えば打率.429。まずは右投手が先発の時にスタメン出場を狙いたい。当面のライバルは立岡だ。

「2番、センター、田中俊太」そんなウグイス嬢のコールが聞ける日も近い!

左投手に対して、左打者の田中俊太を代打に送るのはまだ酷だ。スタメン起用してプロの左投手に慣れさせる必要がある

左投手に対して、左打者の田中俊太を代打に送るのはまだ酷だ。スタメン起用してプロの左投手に慣れさせる必要がある(クリックで連続写真)

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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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