菅野が新フォームで実践初登板、まだまだ調整段階か
今シーズンから投球フォームを変えたジャイアンツのエース菅野智之がイーグルス打線を相手に、実戦で初めて新フォームを披露しました。
投球回:3 打者:10 被安打:3 奪三振:1 四死球:0 失点:1
腕から始動する新フォームで最高球速は147キロ(計測ミスで162キロというのがありました)。
今日のイーグルス打線は左打者が多かったのですが、外角のストレートが外に抜けることが結構多かったです。左打者の内角へのカットボールはそこそこコントロールされていたのですが、小林の構えたところに投げきれないボールが目立ちました。
まだまだ調整段階ですね。
とはいえ、四死球ゼロというのはさすがです。
高橋優は4回無失点も原監督の評価は辛口
2番手で投げた高橋優貴は4回を無失点に抑えたのですが、原監督の評価はあまり良いものではありませんでした。
投球回:4 打者:16 被安打:1 奪三振:3 四死球:3 失点:0
数字だけ見ると、悪くないというか、いいと思うんですけれどね。
原監督いわく、
スタミナ不足の高橋優貴に原監督が愛のムチ「リリーフやりたいのかね」 https://t.co/cekAX4Hrkn #巨人 #ジャイアンツ #giants pic.twitter.com/q22zdfHASe
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) February 23, 2020
原監督は球数が増えると、球威が落ちるということを指摘しています。
これは、去年から見られた傾向ですよね。
でも、宮崎では100球以上を1度しか投げていないという報告を聞いて、自分の課題克服に取り組んでいないと原監督は感じたのでしょう。
原監督にしてみれば、先発を狙うなら、スタミナをつけろという叱咤激励なのでしょうけれど、僕は去年から高橋優貴はリリーフ向きだと思っていたので、中継ぎやセットアッパーで起用してもいいのではないかと思います。
もう開幕まで1ヵ月ですし、いまからスタミナつけるって間に合うのかなって感じです。
セカンド争いは湯浅が猛アピール、若林は大きく後退
この試合は、1番亀井の初球先頭打者ホームランに引っ張られるように、打線が打ちまくり、14安打7得点でした。
支配下に向けて絶賛アピール中のモタも2安打しましたが、ファーストでもレフトでも守備でマズいプレーがありました。今のところ、この守備はかなり不安です。モタのバッティングで1点取れても、守備で2点失いそうな感じ。
注目のセカンド争いでは、大本命の吉川尚輝は代走と守備のみでの出場でした。
オープン戦で吉川尚輝と交互にセカンドのスタメンで出場している対抗の若林ですが、今日は2打数ノーヒットの上、エラーもあり、大きく後退した感じです。去年も若林の課題は守備にあっただけに、セカンドで使うのはちょっと怖いですね。モタ、若林の1・2塁間は、かなりザルだと思います。
この日セカンド争いに大きく名乗りを上げたのが、3年目の湯浅大です。
前日は代打でホームラン、この日は2ベースを含む3打数2安打1四球。
「機動破壊」でおなじみ、健大高崎出身で山下航汰の1学年先輩にあたります。
昨年はイースタンリーグで、あとちょっとでサイクルヒットという活躍を見せてくれました。
小柄ながらパンチ力もあるみたいで、もっと1軍で見てみたい選手ですね。
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