ジャイアンツ宮崎春季キャンプ2018の歩き方【3日目PM】

長年の夢だった、ジャイアンツ宮崎春季キャンプ見学。2月2日から4日までの3日間のキャンプレポートを数回に分けてお届けしている。最終回は、第1クール4日目である2月4日午後のキャンプレポートだ。

バス移動をあきらめると自転車移動の選手に遭遇!

ひむかスタジアムに入ると、ちょうどランチ休憩に入ったみたいで、誰も練習していない。3塁ベンチ側の端っこで、亀井が岩村さんの取材を受けているが、ほかに見るところもなさそうなので、サンマリンに向かうことにする。

ひむかスタジアム前にシャトルバスが来ていたので、乗ろうとしたのだけれど、バスはギュウギュウですし詰め状態。次のバスが来るのは10分後とのこと。10分くらいあれば、サンマリンまで歩けちゃうので、歩いていくことに。

てくてくとサンマリンへの道路を歩いていると、自転車に乗った選手が移動してくる。なんと、慎之助と寺内!これから木の花ドームに籠って練習するみたいだ。昨日は慎之助の練習を観られなかったので、今日はしっかりと観たいとあらためて思った。

岩村さんと話す亀井

岩村さんと話す亀井

自転車で移動する阿部

自転車で移動する阿部

間近で陽や岡本のロングティーを堪能

1軍打撃見学ツアーに参加するためにサンマリンスタジアムに到着。スタッフに誘導されて、スタジアムの関係者入口の前で待機。関係者入口の外側の芝生で、だれかが練習している。井端コーチと山本と若林のようだ。キャンプの案内にこの場所は載っていないし、インターネットのキャンプレーダーを確認しても山本と若林の所在は不明。この場所は穴場だな。

井端、山本、若林の3人がサンマリンスタジアム内に消えてしばらくすると、見学ツアー一行もサンマリンスタジアムの中へ。通路を進むと、硬球を打つ乾いた音が聞こえてくる。3塁側ベンチ脇からグラウンドへ出ると、目の前で陽岱鋼がロングティーを打っている。

こそ練する山本、若林、井端コーチ

Aチームの打撃練習

打撃練習をしているのは、野手のAチーム。メンバーは坂本、吉川尚、岡本、田中俊、松原、陽だ。あれ? 陽のところは長野じゃなかったけ? 後から知ったのだけれど、この日長野は午前中で早退。Bチームは7人いたので、陽がAチームに入ったみたいだ。

グラウンド中央のバッティングケージでは坂本がフリーバッティングをしている。1軍打撃見学ツアーは5つほどのグループに分けられていて、1グループあたり15分間程度見学できる。僕らはDグループで4番目の見学グループだ。

ロングティーは、打球を遠くに飛ばす練習なので、バッティングフォームも普段より大きく、フォロースルーがカッコイイ。陽のバッティングをしばらく見ていると、練習交代。陽がバッティングケージへ移動し、バックネット裏でティーバッティングをしていた岡本がロングティーに。

陽岱鋼のロングティー

陽岱鋼のロングティー

岡本打撃フォームを連続写真で撮影。レンズ越しに岡本を観ていると、打球が外野スタンドに飛び込む音が聞こえてくる。このバッティングをシーズン中にも見せてほしい。岡本のバッティングを食い入るように観ていると、見学ツアー終了の時間に。

岡本和真のロングティー

岡本和真のロングティー

最後に慎之助の打撃と守備を見学

グラウンド見学ツアーを堪能した後は木の花ドームへ移動。木の花ドームのバッティングケージでは昨日に続き寺内が練習中。奥には慎之助。今日はまっすぐ慎之助の元へ向かう。

慎之助はティースタンドで置きティーをやっているのだけれど、スタッフの数がやたら多い。なんだろうと見ていると、バットのグリップに黄緑色のパーツが付いている。何かを計測しているみたいだ。新しいバットを作るためのデータを収集しているのかと思っていたのだけれど、かえって調べてみたら、どうやらフォームを科学的に解析しているようだ。

スマホやタブレットを使って、その場でスイングスピードとか、スイングの起動とかが計測できるみたい。プロが使うくらいだから何十万もするシステムなのかなと思ったら、2万円ちょい。これなら学生でもお小遣いを貯めて買える。野球をやっている人はチームで1つ持っていてもいいかもしれない。

フォームチェックを終わらせた慎之助は、今度はファーストミットを持って、守備練習。木の花ドームの奥で練習するものだから、遠くてよく見えない。仕方ないので、ドームの外へ出て、外側から回り込んでみた。

木の花ドームは、外周はほぼガラス張りになっている。スタンド側の1階は通路になっていて、そこの窓からは、ゲリラ的にサイン会が行われる。ちなみに、この日は慎之助と菅野がサイン会をしていた。

ファンにサインする阿部

ファンにサインする阿部

ファンにサインする菅野

ファンにサインする菅野

外野側は、ガラス窓越しに練習を見ることができる。ただ、光が反射してすごく見づらい。
慎之助が守備練習する横のブルペンでは西村健太郎や吉川光夫がフォームチェックをしていた。木の花ドームのブルペンはシートが張られているのでスタンド側からは見られないので、ここで投手の練習を観たい場合はドームの外側から回り込もう。

フォームをチェックしながら投げる吉川光

フォームをチェックしながら投げる吉川光

打撃練習する寺内

打撃練習する寺内

シャドーピッチングする西村

シャドーピッチングする西村

守備練習する阿部

守備練習する阿部

選手を近くで見られる宮崎キャンプは平日がおススメ

木の花ドームの見学を終え、宮崎総合運動公園を後にして宮崎空港へ向かう。
ジャイアンツ宮崎春季キャンプ見学はこれでおしまい。
サンマリンスタジアムの芝生も体験したし、1軍、2軍の打撃練習もグラウンドレベルで見学できた。ブルペンも見られたし、長野にも声をかけてもらって大満足の3日間だった。

土日はお客さんが多くて、ブルペンなど見づらい施設もあるけれど、春季キャンプは選手を間近に見られるチャンスだ。特に平日は空いているので、有休を取ってでも平日に観に行った方がいい。選手とも接触できる機会があるかもしれない。

第1クールは練習主体だから、紅白戦などの実戦を観たい人は第2クールがいいと思う。
(松井秀喜臨時コーチが第2クールからだったのがちょっぴり心残り)
来年は、第2クールを観に行くか、それとも沖縄に行こうかな。

おまけ

宮崎総合運動公園は、野球場だけではなく、陸上競技場やラグビー場、サッカー場もある。サンマリンスタジアムの裏手にあるサッカー場では、J2の大宮アルティージャがキャンプを張っていて、最終日は横浜FCと練習試合をしていた。ちなみに大宮アルティージャは宮崎市内のビジネスホテルを宿にしていて、偶然にも僕が宿泊したホテルだった。

宮崎県の観光名所といえば高千穂峡。道の駅高千穂に行くと、岡本和真に会えるかもしれないぞ。

大宮アルティ―ジャーと横浜FCの練習試合。たぶんカズもいると思う

大宮アルティ―ジャーと横浜FCの練習試合。たぶんカズもいると思う

道の駅高千穂の天鈿女命(あまのうずめのみこ)像。岡本に似てない?

道の駅高千穂の天鈿女命(あまのうずめのみこ)像。岡本に似てない?

キャンプ見学をはじめ、スポーツ観戦に行くときに、写真を撮るなら連射速度のあるカメラと望遠レンズがあるといい。おすすめは、秒間10コマの連射が可能なキャノンEOS7Dマーク2。レンズは高倍率でズーム可能なタムロンの18-400mmのズームレンズをおススメしたい。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2

【セット】 TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-400mm F3.5-6.3 DiII VC HLD キヤノン用 APS-C専用 B028E&フィルター72mm

Panasonic デジタルカメラ ルミックス FZ85 ブラック DC-FZ85-K

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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