坂本の2ホーマーで中日戦連勝!山口俊が7回1失点で5勝目

2019年06月02日

巨人-中日 11回戦

東京ドーム

G 3  ―  D 1

チーム123456789R
中日1000000001
巨人00102000X3
投手リレー
D:ロメロー岡田-谷元
G:山口俊-高木京-田原-中川

ようやく先発に勝ち星!

交流戦前にジャイアンツはいい形で勝利することができた。

先発の山口俊が、7回を4安打8奪三振2四球1失点に抑える好投で、しっかりゲームを作り4月23日以来の5勝目を挙げた。8回は、高木、田原が1人1殺で2アウトを取ると、8回2死からイニングまたぎで中川が登板した。

イニングまたぎは賛否両論あるとは思うけれど、このときの打者が、5月に8度の猛打賞を記録した絶好調の高橋周平だったから、一番強いところに一番信頼のおける中川をぶつけたということだろう。結果はヒットを許したけれども、中川でヒット打たれたら仕方ないし、ヒットならOKの場面でもあった。中川は続く9回も3人で締め4セーブ目。

澤村がイマイチ信頼しきれないところはあるけれど、ジャイアンツは試合終盤の形ができつつある。交流戦からはマシソンも復帰するようなので、交流戦の間に方程式が確立できるといいよね。

2019年ジャイアンツ・交流戦の投手リレーはこの形

9回守護神・・・中川
8回セットアッパー・・・マシソン
7回セットアッパー・・・澤村
6回・7回の左のワンポイント・・・高木
6回・7回の右のワンポイント・・・田原
6回・7回のビハインド・・・鍬原

澤村がいつまでも安定しないようならば、鍬原がそのスキを伺う格好で、お互い高いレベルで競争してもらえれば、いい方程式ができそうな感じだ。

坂本勇人がホームラン量産!今期はホームラン王!?

この日、3得点をすべて叩き出したのは坂本のバット。しかもホームラン2本。交流戦前に昨年のホームラン数を超えてしまった。
2016年に宮崎キャンプで松井秀喜氏に指導を受けて、打撃開眼したと言われる坂本。その2016年には.344で首位打者を獲得。2017年は、WBCの影響でペナントレース終盤に疲れが出て、打率を落としたけれど、それでも.291。2018年は故障などで109試合の出場だったけれど、打率はキャリアハイの.345。そして今年も6月2日現在で打率.340

僕が個人的に思っているのは、平均して3打数1安打を上回る成績を残さなければならない、シーズン.334以上を安定して打てるのが真のアベレージヒッターだと思っている。坂本勇人は2016年以降そういうバッターになっている。ソフトバンクの内川が衰えてしまった今、日本の右打者で最高のヒットメーカーは坂本勇人だとジャビッ党は断言する!
その坂本が長打力に磨きをかけている。まだまだ坂本は進化してくれそうだ。

ジャビッ党が選ぶこの日のMVP

MVP・・・坂本勇人

坂本勇人で文句なしでしょう。7回1失点の山口俊も評価できるけれど、山口はこれくらいやって当たり前。5月が悪すぎただけ。山口に求められるのは、8回、9回まで投げきって勝つことだからね。

交流戦前をいい形で勝ったジャイアンツ。
交流戦は、パ・リーグ首位の楽天からの対戦となるが、勝ち越して、勢いをつけたいところだ。

絶対勝つぞ!ジャイアンツ!

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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