9回登板の野上が2失点。ヒヤヒヤの初セーブで10連戦の初戦を勝つ

2019年04月27日

巨人-DeNA 4回戦

東京ドーム

G 5  ―  De 4

チーム123456789R
DeNA0000011024
巨人01040000X5
投手リレー
De:井納-平田-進藤-国吉-藤岡
G:メルセデス-戸根-田原-中川-野上

回9回よりも

9回は誰で締める?10連戦の巨人の課題が浮き彫りに

「ここで中川なの?」
ジャイアンツ3点リードの8回表、マウンドに上ったのは中川皓太だった。新聞報道などでは、クック不在のクローザーは中川に任せるといった情報が流れていたので、てっきり9回に登板するものだと思っていた。

8回表は、途中出場の3番佐野、4番筒香と左打者が続く。8回をすんなり抑えれば、9回は下位打線からだから、そう考えると9回よりもキツい8回に今ブルペンで一番信頼できる中川をもってきたのも頷ける。中川は左の佐野、筒香に出塁を許すが、後続を絶って8回を0点に抑えてくれた。

9回は誰?森福か宮國かと思ったら、野上だった。前回登板がよかったからね。

ところがその野上、先頭の8番大和に四球を与えてしまう。代打柴田、1番神里を打ち取るって2アウトとするが、最後の1アウトがなかなか取れない。2番ソト、3番佐野に繋がれ満塁とされると、4番筒香に初球をレフト前に運ばれ、たちまち2点差。

いつものDeNAならば勢いのまま逆転されていたかもしれない。

幸いだったのは8連敗のDeNAにはめぐり合わせも悪かった。5番の絶不調宮崎に打順が回ってきたのだ。
この日の宮崎は、第二打席から第四打席までランナーを置きながら凡退。この打席も三振で、ジャイアンツは辛くも逃げ切ることができた。もしこの日、第二打席以降に宮崎に1本ヒットが出ていたら試合展開は全く違ったものになっていと思う。

ジャビッ党が選ぶこの日のMVP

山本泰寛

第一打席で、先制のタイムリーヒット。第二打席でもタイムリー。吉川尚輝が居ぬ間にセカンドのレギュラーを奪ってしまいそうな勢いだ。

3勝目をあげた先発のメルセデスもMVP候補ではあったけれど、7回を投げきってほしかった。

10連戦の初戦を勝ったものの、GW中は常にブルペンに不安を抱えながらの連戦になる。できれば6勝4敗。悪くても5割で乗り切って欲しいものだ。

絶対勝つぞ!ジャイアンツ!

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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コメント

  1. ソナタ より:

    昨日の最終回、野上をいかせるなら銀仁朗にしても良かったのでは?阿部も一応いるので。小林のリードが悪いし、相性も良くなさそうなので。

  2. かめ うさぎ より:

    野上と炭谷の相性がいいのは分かるのですが、ならば、途中出場を小林じゃなくて炭谷にすればよかったかなと思います。炭谷じゃなければ野上は駄目というのなら、ちょっと使いづらいですよね。