攻守でミスが出たジャイアンツ。DeNAに敗れて初のカード負け越し。

2019年04月07日

DeNA-巨人 3回戦

横浜スタジアム

De 5  ―  G 1

チーム123456789R
巨人0000100001
DeNA21020×5
投手リレー
G:畠-戸根-桜井-吉川光-中川
De:井納-三上-エスコバー-三嶋-山崎

1勝1敗で迎えたベイスターズとの3連戦。4月7日は故木村拓也コーチの命日でもある。
なんとしてもカード勝ち越しを決めて、勝利を故木村拓也さんに捧げたい。
巨人の先発は、前の試合で5回2/3を2失点と試合を作った畠。対するDeNAは右の井納だ。

畠は序盤に失点を重ね、5回はミスから致命的な追加点を奪われた

畠は初回こそベイスターズ打線を三者凡退に抑えたが、2回に2失点、3回にも1点を失い、主導権を相手に渡してしまう。
5回に1点を返したジャイアンツだったが、その裏の守りでミスが出る。

1アウトから、神里にヒットを打たれると、盗塁を許してしまう。
今日のキャッチャーは小林。小林で走られるというのは、畠のクイックやランナーに対する意識に問題があったということだ。
そして続く柴田に四球。クリーンアップの前に四球を与えるというのは、大きなミスといえる。

さらに1アウトランナー1・2塁の場面で、畠が1塁へけん制悪送球。これで4点目を奪われると、3番のソトにもタイムリーを浴びてしまう。

攻撃のポイントは5回と7回だ。
5回表は吉川尚のタイムリーで1点を返し、なおも井納を攻め立て、2死1・2塁。
ここで丸が1本打っていれば、試合の流れはガラリと変わっただろう。
井納は中盤に崩れるケースが多いピッチャーなので、ここが攻めどころだった。

7回表は2死2塁から吉川尚が内野安打で出塁し、2死1・3塁で坂本。
しかしここで、吉川尚が盗塁失敗し、無得点で終わってしまう。

盗塁を積極的にするのはいい。だが、この場面でアウトになってしまったのはミスだ。
吉川尚輝は足が速い割にはスタートが良くないと思う。夏場までにもっと盗塁の技術を磨いてほしいものだ。

畠の後を受けた中継ぎ投手陣は良いピッチングで、追加点を与えなかったものの、
坂本勇、丸、岡本がノーヒットでは追いつきようがない。
試合は1-5で敗れ、残念が柄故木村拓哉さんの命日に勝利を捧げることはできなかった。

ジャビッ党が選ぶこの日のVP

この試合で3安打猛打賞、唯一の得点をたたき出した、吉川尚輝をVPに選びたいところだが、
やはり7回の盗塁失敗が味噌をつけた感じ。

ここは前日の2安打も加味して、この日は2塁打を含む2安打。打率を3割に乗せたビヤヌエバを選びたい。
ゲレーロは好調だし、ヤングマンがローテーションに戻ってくる。
ビヤヌエバに残された時間は少ない。そこまでにいかに好成績を上げられるかに注目していきたい。

4月9日は勝つぞ!ジャイアンツ!

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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