【祝優勝!】若手の粘りで勝ち取った勝利!みんなで掴んだペナント!おめでとうジャイアンツ!

2019年09月21日

DeNA-巨人 24回戦

横浜

De 2  ―  G 3

チーム12345678910R
巨人000000101 13
DeNA002000000 02
投手リレー
G:戸郷-高木京-マシソン-中川-澤村-大竹-デラロサ
De:上茶谷-エスコバー-山崎-三嶋

完全な負けパターンからの逆転劇!

2-0とベイスターズリードで迎えた7回表、岡本の2塁打、大城の四球などでチャンスを作り、代打・慎之助のところで戸柱がパスボール!1点を返して、慎之助が四球で1死満塁。ここで一本出れば、試合の流れも球場の雰囲気も優勝ムードに変わるはずだった。

けれども、代打・ゲレーロ=三振、代打・石川=ショートゴロでチャンスの芽が摘まれてしまった。かなりの負けムード。

1点差のまま9回へ。

ベイスターズのマウンドは守護神・山崎康晃。負けパターンだ。

岡本が右中間に鋭いライナー性の打球を飛ばし「おっ!2ベース」と思ったら、ライトの梶谷が超ファインプレーで1アウト。いや、もう完全に負けフラグ立ってるよね。

5番の大城のところは7回に代走が出ていて増田。あっさり三振で2アウト。はいはい、負けました。

でも2アウトから、四球でランナーが2人出て、小林に回ってきた。

1アウト3塁だと、外野フライの期待値もない小林。1アウト1・3塁だと、もうゲッツーの映像が浮かんできてしまう小林。でも、2アウトだとヒットの期待値が高まっちゃうんだよね。

そしてその期待値に応えて、普段は見せない反対方向へのバッティングでライト前ヒット。

梶谷のバックホームの送球は際どいタイミングでホームに返ってきたけれど、そこは7回にパスボールをやらかしてくれた戸柱。ジャイアンツファンの期待に応えて、弾いてくれました。

まさかまさか、守護神・山崎康晃から、2アウトからの同点劇!

ベイスターズは絶対に負けられないから、9回も康晃かなと思っていたら、まさかの三嶋!

三嶋も期待に応えて、先頭の亀井にストレートの四球。坂本も四球でノーアウト1・2塁。5番が大城だったら、丸のバントもありえたのだけれど、増田だったので、そのまま打たせてセンターフライ。岡本がライトフライで1・3塁にして、最後は増田が決めてくれた!

5年ぶりの胴上げ、原監督はリーグ優勝8回目だし、現役時代の背番号は8だし、胴上げは8回宙を舞った。

そりゃ涙も出るよね。今シーズンは本当にしんどいペナントレースだったから。

若手の地味な活躍が負けゲームをひっくり返した

プロ初登板で仕事を果たす・・・戸郷翔征

プロ入り初登板・初先発が優勝のかかった試合。ドラ6ルーキー戸郷にとっては最高のデビュー戦だ!
4回2/3、打者18人、被安打4、奪三振4、与四球1、与死球1、失点2

失点は乙坂への2ランホームランの2点だけ。先発の仕事は十分に果たしてくれた。5回は投げ切りたかっただろうけれど、乙坂が3打席目を迎えたところで交代。第1打席でもあわやホームランというファウルを打たれているし、タイミングが合っていたから、あそこでの交代は仕方ない。

勝ち負けはつかなかったけれど、初登板でチームが優勝したんだから、忘れられない初登板になったはずだ。

来季はローテーション目指して投げてほしい!

ライトフライでランナーを進める・・・岡本和真

7回に1点を返すきっかけをつくった2ベースも、もちろんいい仕事だったけれど、10回表のライトフライも評価したい。前の打者・丸が浅いセンターフライで2塁ランナーを進めることができなかった。岡本が最低限の仕事として、2塁ランナーをタッチアップさせたことが、増田のタイムリーヒットを生んだと言える。

9回の四球・・・重信慎之介&若林晃弘

9回2死から、重信がストレートの四球。昨日のホームラン、そして7回のライナー性のライトフライでベイスターズバッテリーに警戒心を持たせたのだと思う。

7回のライトフライも2塁ランナーをタッチアップさせたのだから、これも評価したい。あれがなければパスボールで返ってこられなかったからね。

で、重信が盗塁して、若林が四球。

2死2塁になって、ベイスターズバッテリーは、若林と小林の2人で1つのアウトでいいと思っていたはずだから、若林には際どいコースへの攻めになる。でも、ストライクとボールをきっちり見極められるのが若林の持ち味。選球眼だけならば、丸にも匹敵するんじゃないかと思う。

勝ち越しタイムリー・・・増田大輝

山崎康晃のストレートはまるで打てる感じがしなかったけれど、三嶋のストレートならチャンスはあるかもと思っていた。ストレートのスピードは三嶋の方が速いけれど、コントロールとキレが違う。前の回に康晃のストレートを見ていたから、対応しやすかったのかもしれない。

打ったあたりは、キレイな打球じゃなかったけれど、よく抜けてくれた。

ジャビッ党が選ぶこの日のMVP

MVP・・・増田大輝

今日は、みんなをMVPに選びたいところだけれど、あえて1人に絞るならば、決勝打の増田かな。

今夜はビールかけで、明日は主力は出場しないと思うけれど、先発は桜井。明日投げて勝てば、最終戦も投げて10勝という数字が見えてくる。

若手は飲み過ぎに注意して、桜井をしっかり勝たせてあげてほしい!

9月22日優勝翌日の予想オーダー

  • 1番 中堅手 重信慎之介
  • 2番 二塁手 増田大輝
  • 3番 右翼手 石川慎吾
  • 4番 一塁手 岡本和真
  • 5番 左翼手 A・ゲレーロ
  • 6番 捕 手 大城卓三
  • 7番 三塁手 北村拓己
  • 8番 遊撃手 山本泰寛
  • 9番 投 手 桜井俊貴

坂本はタイトルがかかっているからスタメン出場するかもしれないけれど、体調面も考慮して、明日はスタメンから外すと思う。三塁は、今日2軍でホームランを打った北村を上げて使ってほしい。

ちなみに5年前の優勝の翌日の試合は、こんなスタメンだったよ。

5年前の巨人優勝翌日のスタメン。現役で巨人に残っているのは小林だけ。

5年前の巨人優勝翌日のスタメン。現役で巨人に残っているのは小林だけ。

5年前の優勝翌日、大田泰示がはじめて巨人のスタメンの4番に座った。

5年前の優勝翌日、大田泰示がはじめて巨人のスタメンの4番に座った。

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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コメント

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