ヤクルト監督の小川先輩! 後輩・阿部慎之助の最後の打席で申告敬遠はあんまりだよ!

2019年09月28日

ヤクルト-巨人 25回戦

神宮

S 2  ―  G 1

チーム12345678910R
巨人000000010 01
ヤクルト000000010 1X2
投手リレー
G:山口俊-古川-中川-鍵谷-高木京
S:小川-高橋-マクガフ-梅野

阿部慎之助のペナントレース現役最後の打席は申告敬遠

ジャイアンツの今季ペナントレース最終戦。すなわち阿部慎之助の現役最後の公式戦。

9回表、1死2塁の場面で代打・阿部慎之助が告げられた。マウンド上はスワローズの守護神・マクガフ(6勝3敗18H11S 防御率3.15)。

1球目が外角にストレートが外れてボール。2球目のフォークボールも外れてボール。2ボールとなったところで、なんと申告敬遠。

慎之助が一塁に行くと、代走・鍬原が告げられ、阿部慎之助の現役最後の公式戦の打席が終わった。

今季で退任するヤクルトスワローズの小川淳司監督は、千葉県出身。習志野高校から中央大学、河合楽器を経てプロ入りしている。

阿部慎之助と同郷で、中央大学の先輩でもある。

小川パイセン、申告敬遠はないんじゃないですか(怒)

そりゃ最下位が決定していたって、スワローズにとっても神宮球場で今シーズン最後の試合だし、ファンに勝つところ見せたいという気持ちがあるのは分かる。

でも、順位も決定してるし、ポストシーズンもないのだから、勝ち負けも大切だけれど、来季のための采配も必要だったのではないだろうか?

あんまり他球団の采配を悪く言いたくないけれど、あの場面で、阿部慎之助を申告敬遠して何が得られるのだろうか?

ピッチャーのマクガフはまぁ、外国人だし、来年契約するかどうかも分からないから、得られるものなんてなくてもいいかもしれない。

でも、マスクを被っていたのは若い古賀。

あの場面、確かに1塁は空いていたし、際どい所を攻めて四球というのは仕方ないかもしれないと思っていた。

慎之助に打たれたくなければ、キャッチャーはそういうリードをすると思う。でも申告敬遠では、打席での慎之助の反応を見ることもできないし、強打者に対する攻め方を学ぶこともできない。

だからスワローズは今年…、いや、その言葉は飲み込もう。

でも、この申告敬遠、スワローズファンの方はどう思っているのだろうか?

9月21日に引退試合をした畠山の打席で、ハーフスイングを取らなかった審判、塁審にハーフスイングの確認をしなかったドラゴンズのキャッチャー木下、セカンド後方のフライで追いついていたけれど捕らなかった(本当に捕れなかったかもしれないだけかも)ドラゴンズのセカンドの阿部。畠山はすごく忖度してもらったのにね。

別に慎之助にヒットやホームランを打たせてほしいと言っているわけじゃない。際どいところを突いて四球ならば「ストライクが入りませんでした」と言い訳もできる。でも申告敬遠はないと思うよ。

先日、藤川球児と阿部慎之助の気持ちの良い対決があった後だっただけに、すごく気持ちが悪い。

僕の個人的な感情で言えば、申告敬遠された後の9回裏はこう思った。

「そんなに勝ちたいのならば、ピッチャーを誰か野手にしてマウンドに上げて、4人申告敬遠して負けてあげてもいいよ

まぁ実際はできないし、しないけれど。

1死3塁でランナーを返せない小林

さて、阿部慎之助が引退するとなれば、ジャイアンツの扇の要を担っていくのはやはり小林誠司が中心ということだろう。

炭谷の加入でリードは今シーズン格段に良くなった。CSを勝ち上がり、日本シリーズを経験すれば、守りの面では正捕手を任せてもいいと思えるくらいに成長したと思う。

でも、打撃が酷い。ヒットを打つ打たないの問題じゃなくて、チームバッティングができないということ。

優勝した日のブログでも書いたけれど、1アウト3塁だと、外野フライの期待値もない

【祝優勝!】若手の粘りで勝ち取った勝利!みんなで掴んだペナント!おめでとうジャイアンツ!
今日勝てば優勝の巨人は、プロ入り初登板の戸郷を先発させた。戸郷は4回2/3を2失点に抑え試合を作るが、打線が点を取れない。2-1と1点差、しかし9回2死ランナー無しからチャンスを作り、小林が山崎康晃から同点打!延長10回に途中出場の増田が勝ち越し打!2-3で逆転勝利した巨人が5年ぶりの優勝を決めた

だから7回の1死3塁の場面で原監督もスクイズのサインを出したんだけれど、ファウルして失敗。外野フライも打てず、内野ゴロも打てず三振。

9回表も増田が2塁打で出て無死2塁。バントを2回ファウルして、それでもスリーバントのサイン。そこからマクガフがボール3つ続けてフルカウント。バスターでボール球を空振りして三振。ここで、小林が四球を選んでいたら、阿部慎之助への敬遠もなかったんだけどね。

打席でも、キャッチャーの配球を読んだり、投手の心理を考えたりすれば、もう少し結果は違ってくると思うんだけど…。

ジャビッ党が選ぶこの日の戦犯とVP

戦犯・・・小林誠司

リード面では7回まで山口俊をノーヒットに抑える好リードを見せたから見事なんだけれど、好リードしすぎなんだよね。首脳陣的には、勝ち負けよりも、CSの調整だから、ほかの投手も使いたいし、山口俊を6回くらいで降ろしたかったんだと思う。

でもノーヒットだとそういうわけにはいかないし。

わざとヒットを打たせるわけにはいかないし、難しいところだけどね。

でも、慎之助の申告敬遠の遠因は小林にあると思うので、やっぱり戦犯になるかな。

VP・・・山口俊

最多勝と最高勝率は確定していて、5つ三振を獲れば、奪三振王のタイトルも確定した山口俊。

ちょっと出来過ぎちゃったね。

ノーヒットで8回裏を迎えたとき、「ひょっとしたらやっちゃうのかな?」と思った。

でも、9回表の打順が増田、小林、山口俊だったから、内野の控えはいないから、増田を代えられないので、代打・阿部慎之助を出す場面がないかもしれないと思ってしまった。

今日のノーヒットピッチングはCSまで取っておいて、去年の菅野みたいにCSでノーヒットノーランを決めてくれ!

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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