【M2】優勝に王手!キャプテン坂本の本塁打が打線を引っ張り、一打逆転のピンチで澤村がソトを三振に!

2019年09月20日

DeNA-巨人 23回戦

横浜

De 4  ―  G 9

チーム123456789R
巨人2110012029
DeNA2000002004
投手リレー
G:山口俊-大竹-中川-澤村-田口-デラロサ
De:平良-石田-三嶋-エスコバー-国吉-櫻井

絶対負けられない試合で快勝

マジック4、3ゲーム差で迎えた、ベイスターズとの2連戦。ジャイアンツは勝ち頭の山口俊を先発に立てての勝負の試合。明日の先発がプロ入り初先発の戸郷なだけに、今日の試合は絶対に負けられない。プレッシャーのかかる試合だったけれど、ジャイアンツナインが躍動!丸を除く先発野手7人がヒットを放ち、9-4で快勝!いよいよマジックが2。5年ぶりの優勝へ王手をかけた。

打線はここ3試合でいずれも1得点。昨日のドラゴンズ戦にいたっては、わずか3安打と、絶不調だったけれど、優勝を知る2人で1回の表に先制すると、つられるように若手たちのバットも振れていった。

大一番で力を発揮したジャイアンツナイン

猛打賞・・・亀井善行

初回のヒットで流れを引き寄せてくれた。同点とされた2回もすかさず勝ち越しのタイムリーを打ったし、7回にも追加点のきっかけとなる2塁打。5打席で4回出塁して、見事に1番打者の役割を果たしてくれた。頼りになるベテランです。

2本塁打・・・坂本勇人

初回に亀井が出塁して、ホームランで2点先制! ここ3試合1点ずつしか取れなかっただけに、いきなり2点入ったことで、ほかの選手たちもリラックスできたのではないかと思う。

9回にはこの日2本目となるソロホームランで、生え抜き右打者として、長嶋茂雄にならぶ球団最多のシーズン39本塁打を達成した。

本塁打王争いはソトとまだ3本差だけれど、ジャイアンツの日本人右打者として小久保以来の40号に到達してほしい。ちなみに、ジャイアンツ右打者のシーズン最多本塁打はラミレスの49本(2010年)。さすがにこれは届かないか。

2年連続30本塁打・・・岡本和真

9回のダメ押しのダメ押しで、どさくさ紛れ感はあるけれども、最後の打席まできっちり自分のスイングをしていることが素晴らしい。なにより2年連続で30本塁打に到達したのがスゴい。

レギュラー2年目の今シーズンは、相手のマークがきつくなって、調子の波も大きかったし、打率も昨シーズンより下がっているけれど、4番打者として胸を張っていい成績だ。サードの守備も夏場くらいから上手くなってきた感じがする。

特大5号ソロ・・・大城卓三

3回のホームランはどでかい1撃だった。今シーズンはこれでまだ5本目なのだから、ちょっと物足りない。捕手と一塁の兼任で大変だろうけれど、大城のポテンシャルならばこの時期2ケタは打っていないといけない。飛ばす技術は持っているのだから、あとは確実性を上げていってほしいね。

2号ソロ・・・重信慎之介

ゲレーロに代わってスタメン抜擢の期待に応えてくれた。今シーズンは走塁だけじゃなくて、バッティングでもいいところで打っていて、レギュラー獲得まであと1本のところまで来ている。もう1つレベルを上げて来季は1番打者を目指してほしい。

猛打賞・・・田中俊太

ここにきてようやくバッティングの状態が上がってきた。追いつかれた直後、2回の2塁打が勝ち越しのきっかけだっただけに、貢献度も高い。シーズン終了までに打率を.250までもっていきたいね。

15勝目・・・山口俊

負けられない試合、そしてかつてFA移籍した際に人的補償で移籍した平良との投げ合い。いろいろなプレッシャーがかかる中でよく投げてくれたと思う。

甘いボールは投げられないし、審判のストライクゾーンが辛いこともあって、6回2/3で126球も投げちゃったから、バテてしまった。7回は投げ切ってほしかったけれど、いつもより疲労度は高い試合だったと思う。

あと1つ勝って、単独最多勝を確定させたいね。

ソトを三振・・・澤村拓一

7回裏、山口俊が交代して、大竹、中川がピンチを広げた2死満塁の場面で登板した澤村。打者はソト。スコアは4-7で一発出れば逆転という場面。昨日7点差をひっくり返したベイスターズの勢い、打撃絶好調のソト。このしびれる場面でソトを三振に打ち取ったことが、今日の勝利を決定づけたと言ってもいい。

今日の27個のアウトのなかで、もっとも重いアウトだった。

投手陣を好リード・・・小林誠司

ストライク判定が厳しいなか、先発の山口俊を粘り強くリードしたと思う。7回裏のソトへの初球。インハイのストレートを要求したのは、小林のリードの成長だと思う。

注文を付けるならば、コントロールがままならなり中川をなんとかして上げられたら、不動のキャッチャーになると思う。

ジャビッ党が選ぶこの日のMVP

MVP・・・坂本勇人&澤村拓一

チームを勇気づけた初回のホームランを打った坂本と、7回の満塁のピンチを切り抜けた澤村を今日のMVPに選びたい。

明日はプロ入り初登板・初先発のルーキー戸郷翔征が投げる。優勝の勝ち投手になれたらラッキーだと思って、マウンドを楽しんでもらいたいね。ソトにホームランは打たれちゃだめだよ。

優勝するぞ! ジャイアンツ!

優勝決定戦に先発も!? 戸郷翔征 #68っていったいどんなピッチャー?【投球フォーム連続写真あり】
9月20日の試合前の時点で、ジャイアンツのマジックを4。この日から横浜スタジアムで2位DeNAベイスターズと2連戦が行われる。初戦の先発は目下14勝で最多勝争いのトップを走る山口俊。21日は優勝を決める大一番となる可能性が高い試合だ。ところがこの日の先発に、高卒ルーキー戸郷翔征がプロ入り初登板するのではないかという噂だ。
ジャイアンツ期待の新星・戸郷翔征 #68 の東京ドーム初マウンド
ドラフト6位ルーキー戸郷翔征が2019年8月21日のイースタンリーグ 日本ハムファイターズ戦で先発登板。東京ドームのマウンドを初めて踏んだ
試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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