高田、松原、山下、岸田、黒田らヤングGが東京ドームで躍動!

2019年08月20日

巨人-日本ハム 16回戦(イースタン)

東京ドーム

G 7  ―  F 2

チーム123456789R
日本ハム0000020002
巨人2002021X7
投手リレー
F:吉川光-立田-石川直-高山-福田
G:高田萌-森福-マシソン-堀岡

東京ドームで開催された、イースタン・リーグの巨人-日本ハム戦に行ってきた。

毎年この時期、ジャイアンツの2軍は東京ドームで公式戦を行う。2軍の選手が東京ドームで試合できるのはこの機会だけ。夏休みということもあって、お客さんも結構入るし、1軍を経験したことがない選手にとっては、1軍の雰囲気を疑似体験できるし、「東京ドームでプレーしたい」とモチベーションを高められる試合でもある。

だから起用される選手も、2軍期待の選手であることが多い。

先発は高田萌生と吉川光夫、注目の山下航汰は3番レフト

ジャイアンツの先発ピッチャーは、3年目の高田萌生。イースタンではローテーションの軸として投げ、4勝をあげている。去年、今年と1軍で1試合ずつ先発も経験している未来のエース候補だ。

対するファイターズの先発は吉川光夫。今年、ジャイアンツからトレードで出戻った元MVP左腕だ。

2019年8月20日ジャイアンツ2軍スタメンオーダー

1番 センター 松原聖弥(59)3年目
2番 セカンド 湯浅大(93)2年目
3番 レフト 山下航汰(99)1年目
4番 ファースト 中島宏之(5)19年目
5番 サード 田中俊太(51)2年目
6番 DH 炭谷銀仁朗(27)13年目
7番 キャッチャー 岸田行倫(38)2年目
8番 ライト 立岡宗一郎(39)11年目
9番 ショート 黒田響生(021)1年目
ピッチャー 高田萌生(53)3年目

スタメン10人のうち、3年目以内の選手が7人。炭谷は故障明けの調整で、中島と立岡に関しては、少しは名前と顔が知られている選手もオーダーに入れておかないとということだろうか(笑)

ジャビッ党が注目しているのは、昨年から応援している松原と、高卒1年目で育成から支配下を勝ち取った山下。田中俊太も去年から応援しているけれど、もう1軍にいなくちゃいけない選手だと思っているので、2軍の試合では注目はしない。

注目選手が期待通りの活躍

試合は序盤からジャイアンツペースで進んだ。

ファイターズ先発吉川光夫は序盤から、ボールにキレがないのか、簡単にヒットを許し、3回1/3で6安打4失点。この時期のこの投球内容はちょっと寂しいね。ジャイアンツにとってはリリースしたタイミングは悪くなかったということになる。

ジャビッ党注目の2選手は期待通りの活躍を見せてくれた。

松原聖弥は初回に先頭打者で出塁し、しっかり先制のホームを踏むなど、3安打の活躍!自慢の足を生かして3塁打も打ったし、2軍に置いておくのはもったいないと思わせる内容だった。

山下航汰も5打数2安打で打率を.344まで上げた。1回と8回の得点圏で1本出せなかったのは残念だけれど、来期以降は1軍定着が期待できる。今シーズン中に1軍の打席を経験させてあげたい。

先発・高田は6回にホームランで2点を失うが、6回1/3を2失点。まずまずのピッチングで5勝目をあげた。

1軍ではプロ入り初ヒットは打てなかった岸田も、2軍では存在感を発揮!ホームランを含む2安打の活躍に加え、ジャイアンツ投手陣を好リードした。

そして、この日お立ち台に立ったのは育成の黒田響生。敦賀気比高校から育成ドラフト4位で入団したルーキー。同じ高卒・育成で支配下を勝ち取った山下のことは相当意識していると思う。この日は、2軍でのプロ入り初ホームランを含む2安打の活躍だった。2軍とはいえ、プロ入り初ホームランが、ジャイアンツ球場ではなく東京ドームだというところは「持っている」感じがするよね。

これから黒田がどんな成長をしていくのか、ちょっと楽しみだ。

ジャイアンツ先発の高田萌生は、6回2/3を2失点に抑え、5勝目をあげた

松原聖弥は3塁打を含む3安打と打撃好調をアピールした

山下航汰は2安打。力強いスイングをバットコントロールでイースタンで高打率を維持

高卒1年目、育成の黒田響生。細身の体ながら強いスイングをする選手だ。

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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