前日は先発桜井の好投などで、タイガースとの接戦をものにしたジャイアンツ。今日もルーキー高橋優貴がタイガース打線に点を与えなかった。攻撃陣は、坂本が初回にキャリアハイとなる32号ソロで先制すると、7回裏に3点を追加して2-4でタイガースに連勝した。
坂本・丸・岡本・阿部と並ぶと怖い
昨日に続き、今日も1点を争う接戦になった。5回、6回とジャイアンツは2イニング連続で満塁チャンスに得点できず、ちょっと嫌な感じ。
6回裏に高橋優貴のところで代打が出た関係で、7回表のマウンドに立ったのは澤村。この澤村がタイガース打線をしっかり3人で打ち取ったことで、嫌な感じを払しょくしてくれたのは大きかった。
7回裏、ジャイアンツはタイガース2番手の島本を攻め、3イニング連続で満塁のチャンスを作る。
3度目の好機で、きっちり4番の仕事をしたのが岡本和真だ。ライトへの犠牲フライ。
続く阿部慎之助がライトへタイムリーを放ち3-0。この追加点が試合を決めた。
この回は先頭の亀井が2塁打で出て、坂本、丸が四球で満塁になったのだけれど、2番坂本、3番丸、4番岡本、5番阿部と4人連続で並んでいると、やっぱり相手投手はしんどいよね。丸はここ数試合、ノーヒットだけれど、しっかり四球で出塁できているのは大きい。
若林はメンタルが弱っている…?
ちょっと心配なのが若林だ。今日も1死満塁のチャンスで、サードファウルフライ。
バッターは3割打てれば一流だから、打てないことの方が多いわけで、結果は仕方ないのだけれど、ちょっと内容が悪いよね。
1死満塁だから、外野フライでも1点入るケース。投手はこの時は右の西だから、左打席で若林の足ならば内野ゴロでもゲッツーにはなりにくい。打点を稼げる美味しい場面だし、打てばヒーローになれるチャンス。
でも、若林の表情から悲壮感を感じてしまうのは僕だけだろうか?
調子のいい若林は飄々として、こういう場面では、2ストライクからファウルで粘って四球を選べたりできていたのに、今では「打たなきゃ」って追い詰められている感じ。満塁の場面で、外野フライ、あるいは強いゴロで内野を抜くとなったら、ボールに強くコンタクトしなければならない。それが力みにつながって、空振りしたり、ポップフライになっちゃってる。
もう少しリラックスして試合に臨んだ方がいいと思う。まぁ、それが難しいのだろうけれど。若林はここが頑張り時だ。
ジャビッ党が選ぶこの日のMVP
MVP・・・高橋優貴
6回無失点、被安打2、92球。もう1イニングいける投球内容だったけれど、6回裏の攻撃で追加点がほしかったから、代打は仕方ない。
高橋優貴は、防御率は悪くない。ただ、これまでは投球内容が評価されなかった。今日みたいなピッチングを続ければ、7回、8回と任せてもらえるだろうし、もっと勝ち星も伸びるはずだ。
あとは、結構走られていたけれど、今はあまり気にしすぎず「走られてもホームに返さなければいい」という気持ちで、実際にランナーを返さなければOKだ。
明日は、山口俊が先発。前回はキレが戻っていないような感じがしたので、どんなピッチングをしてくれるか注目だ。
明日も勝つぞ!ジャイアンツ!
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