小林が4安打で昨年に続き確変モード突入!甲子園で12得点!阪神に大勝

2019年04月19日

阪神-巨人 4回戦

甲子園

T 4  ―  G 12

チーム123456789R
巨人03021006012
阪神0000003014
投手リレー
G:菅野-戸根-高木-吉川光
T:メッセンジャー-守谷-齊藤-桑原-能見

春先のセイジは打つ!打つ!打つ!打つ!

去年もそうだったけれど、シーズン序盤は小林誠司はよく打つ。
この日は、2回に先制の3ランホームランを含む4安打。1試合4安打は小林のとってプロ入り初めて。甲子園でのホームランも初めてだそうだ。

これで小林は確変モードに入っただろうか?
確変モードで2週間くらい打ちまくって、あとはピタリと当たりが止まるよりも、コンスタントに1試合1本打ってくれる方が巨人としてはありがたいのだが。

小林の打撃に成長の兆し

でも、今年の小林は.250~.260くらいは打てそうな気がする。
素人目に見てもバッティングフォームが変わったのがわかる。
構えたときのグリップの位置が前は頭のあたりの高い位置にあったのだけれど、今は胸のあたりに下がっている。
そして胸のあたりで小刻みに上下させているのだ。

バットの上下運動によって、リラックスした状態からバットがスムーズに出ており、さらに内側からバットが出てきて、コンパクトなスイングになっているように見える。
技術的にレベルが上がったのであれば春先だけに限らず、結果を残し続けられるのかもしれない。

小林誠司のバッティングフォームの比較。2018年と2019年ではバットの位置が明らかに違う

菅野が打線の援護を受けて3勝目

エース菅野がこんなに大量点をもらって投げたことが最近あっただろうか?
7回までに6点を取ったジャイアンツ。菅野は余裕で完封完封かなと思ったのだけれど、6点もあると油断が生じるのか?

7回2アウト1・3塁でルーキーの木浪にプロ1号となる3ランホームランを許してしまう。
ピンチではギアを上げる菅野だけれども、点差と相手打者を見て心の隙があったのだろう。
やっぱり菅野も人間だ。きっと次は更にレベルアップしてくるのだと思う。

高木京介は「負けない」投手

8回、3番手としてマウンドに上がった高木京介。彼はプロ入り以来、未だに敗戦投手になったことがない。
起用される場面が負けている場面だったりすることが多いというのもあるが、運もあるのだろう。
この試合では1イニングで2本の2塁打を打たれながら0点に抑えている。糸井のミスといってもいい走塁に助けられた形だけれど、高木京介の「負けない運」というのをベンチはうまく活用してほしいものだ。

ジャビッ党が選ぶこの日のMVP

坂本も岡本もホームランを打っているけれど、この日のMVPはやっぱり4安打3打点の小林だ。
打つほうが安定してくれば、リードも良くなってくるかもしれない。

明日も勝つぞ! ジャイアンツ!

試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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