優勝決定戦に先発も!? 戸郷翔征 #68っていったいどんなピッチャー?【投球フォーム連続写真あり】

戸郷翔征#68のピッチングフォーム 選手を語る

優勝決定戦に高卒ルーキープロ入り初登板の怪情報

9月20日の試合前の時点で、ジャイアンツのマジックを4。この日から横浜スタジアムで2位DeNAベイスターズと2連戦が行われる。

初戦の先発は目下14勝で最多勝争いのトップを走る山口俊。初戦で勝利すると、ジャイアンツのマジックは2となって王手を掛けたことになる。

つまり21日は優勝を決める大一番となる可能性が高い試合だ。

ところがこの21日の先発に、高卒ルーキーがプロ入り初登板するのではないかという怪情報が流れている。

おいおい、ホントかよ!?

確かに菅野も離脱していて、ジャイアンツの先発投手陣は駒不足だけれど、ここで未知の戦力を使ってくるの?

2軍にはほかにめぼしい先発候補がいないのだろうか?

この1週間のジャイアンツ先発候補の2軍成績

高田萌生 9月14日 5回3失点(先発)
藤岡貴裕 9月12日 3回1失点(先発)
戸郷翔征 9月15日 5回1失点(2番手)
古川侑利 9月17日 4回1失点(先発)
今村貴信 9月17日 3回2/3 1失点 (2番手)

2軍のエースと言えば、高田萌生なのだけれど、先週の試合で、9安打3失点という内容。1軍経験はあるけれど1軍未勝利の投手だ。

トレードできた藤岡、古川もぱっとしない。

上記で一番実績があるのは今村だけれども、結果はイマイチな上、DeNA戦は今季4試合で防御率は5.40。

なんだか、消去法で戸郷しかいないって感じだな。

でも、初物に弱いっていのはジャイアンツに限っての話ではないので、意外と好投してくれるかもしれない。

根尾、藤原らのU-18日本代表を相手に快投

では、戸郷翔征ってどんなピッチャーなんだろう?

戸郷翔征

  • 背番号:68
  • 右投右打
  • 身長:186cm
  • 体重:72kg
  • 2000年4月4日生まれ
  • 聖心ウルスラ学園高校出身
  • 2018年ドラフト6位

戸郷は根尾、吉田、小園らと同世代の高卒ルーキー。ジャイアンツではこの間まで1軍にいて、ヒットを放つなど存在感を見せた山下航汰と同学年。山下は育成ドラフトだったけれど、戸郷は支配下ドラフトだ。

宮崎の聖心ウルスラ学園高校時代は1年秋からエースとなり、2年の夏に甲子園に出場。2回戦まで進んでいる。3年の夏の宮崎大会では準々決勝で敗れ、甲子園出場を逃した。

その後行われた、U-18アジア選手権では代表入りを逃すものの、宮崎選抜としてU-18との壮行試合に登板。2番手で5回1/3を投げ16個のアウトのうち9つの三振を奪っている。この試合で、小園にはヒットを打たれているが自己最速の149キロをマーク。藤原、根尾からは三振を奪っている。

イースタンでは先発ローテーションで活躍

戸郷はイースタン・リーグでは主に先発として8試合に登板。4勝をあげている。

戸郷翔征の2軍投手成績(9月20日現在)

試合11(先発8)/4勝1敗/42回/被安打44/被本塁打3/与四死球10/奪三振44/暴投6/防御率3.00

成績を見ると、イニング数よりも奪三振の多い「三振の取れるピッチャー」。四死球のうち四球は8個で1試合に1つか2つで、四球で崩れるタイプではない。被本塁打も少ないので、ベイスターズ戦には向いているかもしれない。

ちょっと暴投が多いのが気になるところだね。

戸郷翔征の投球フォーム

戸郷翔征の投球フォーム1
戸郷翔征の投球フォーム2
戸郷翔征の投球フォーム3
戸郷翔征の投球フォーム4
戸郷翔征の投球フォーム5
戸郷翔征の投球フォーム6
戸郷翔征の投球フォーム7
戸郷翔征の投球フォーム8
戸郷翔征の投球フォーム9
戸郷翔征の投球フォーム10
戸郷翔征の投球フォーム11
戸郷翔征の直球のスピード width=

まだまだ線が細いね。スラっとした体形で、リーチが長い。

ピッチングフォームを見ていると、途中まではサイドスローかなと思う感じの投げ方だけど、腕の出どろこはスリークォーター。

あんまり速そうな感じはしないのだけれど、ストレートは150キロを超えていた。プロ入り後の最速は154キロで、1年前から5キロほど球速を上げている。

もし、9月21日に先発をしたら「行けるところまで」だと思うから、内容が悪ければ1回で降板なんてこともあるかもしれない。

2軍でも完投の経験はないから、胴上げ投手ってことにはならないと思うけれど、強力ベイスターズ打線をキリキリ舞いさせてほしいね。

ジャイアンツ期待の新星・戸郷翔征 #68 の東京ドーム初マウンド
ドラフト6位ルーキー戸郷翔征が2019年8月21日のイースタンリーグ 日本ハムファイターズ戦で先発登板。東京ドームのマウンドを初めて踏んだ
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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