西武も広島もやっぱり左ピッチャーか!?~炭谷・丸の人的補償を考える~

ジャイアンツはFAでライオンズからから炭谷、カープから丸を獲得した。FA選手獲得による戦力アップはよいのだけれど、巨人ファンとして毎度頭を抱えてしまうのが人的補償だ。

西武ファン、広島ファンの間では誰が欲しいという話で盛り上がる。今回は、西武・広島に対するプロテクトリストと、西武・広島が誰を獲るかを考えてみようと思う。

自由契約で獲得した中島は人的補償の対象なのか?

まずは、人的補償となる条件について調べてみた。
人的補償の対象となるのは、FA選手を獲得した時点で支配下登録されている選手だ。

つまり支配下ではない育成選手は人的補償の対象とならない。
その年のドラフトで獲得した新人選手、外国人選手は人的補償の対象とならない。

では、自由契約で獲得した選手はどうか?
今回のケースで言えば中島だ。

自由契約となった選手を獲得した場合、契約的には翌年からの契約となる。
なので、基本的に翌年にならなければ支配下登録されない。つまり、自由契約選手を新たに獲得した場合は、人的補償の対象とならない。

この支配下登録のルールはFAで獲得した選手も同様だ。
だから、丸の人的補償に対して、すでにジャイアンツと契約合意している炭谷も人的補償の対象にはならい。

FA契約が年をまたぐと新たに獲得した選手も対象に

ただし、FA選手の獲得が年を跨ぎ、2月のキャンプが近づいてきた場合は別だ。
FA選手や自由契約選手を獲得し、キャンプに備えて1月下旬に支配下登録した後に新たにFA選手を獲得した場合は、それらの選手も人的補償の対象となってしまう。

2010年オフ、阪神がロッテから海外FAをした小林宏之を獲得したケースがそうだ。
この年の小林は、メジャー移籍を目指していたが、年が明けてもメジャー球団からのオファーはなく、2011年の1月下旬に阪神への入団が決まった。2010年オフに阪神は楽天からFA宣言をしていた捕手の藤井彰人を獲得し、1月に支配下登録していた。そのため、藤井もプロテクトしなければならず、当時、若手で期待されていた高濱卓也を泣く泣くプロテクトから外したことがあった。

ジャビッ党の考えるプロテクトリストはこれだ

というわけで、炭谷、丸獲得による人的補償の対象に中島は含まれない。12月6日に獲得が発表された前マリナーズの岩隈も同様だ。その前提で、現在の支配下登録選手からジャビッ党が勝手にプロテクトリストを作成した。

西武へ対するプロテクトリスト

【投手】13名
プロテクト:澤村/菅野/吉川光/野上/内海/畠/鍬原/宮國/山口俊/今村/高田/大江/田口
プロテクト漏れ:森福/大竹/櫻井/田原/谷岡/中川/池田/戸根/高木京

【捕手】5名
プロテクト:阿部/小林/宇佐見/岸田/大城
プロテクト漏れ:田中貴

【内野】4名
プロテクト:吉川尚/坂本/岡本/田中俊 
プロテクト漏れ:北村/山本/若林/吉川大/湯浅/増田

【外野】6名
プロテクト:長野/亀井/重信/石川/松原/和田恋
プロテクト漏れ:陽/立岡/村上

左腕の中川、池田あるいは内野の北村、山本あたりか?

西武は捕手の炭谷以外に二塁手の浅村もFAで流出。投手の菊池もポスティングでメジャー移籍が濃厚。どのポジションも欲しいはずだ。
巨人は支配下の捕手の絶対数が少ないので、捕手は厚めにプロテクトしておいた。

外野手では、陽岱鋼をプロテクトから外した。5年15億の契約があと3年残っている。
3年9億の年俸を支払ってまで陽岱鋼を獲得しないだろうと思う。ただ、複数年契約の契約条項にトレード拒否条項などがあればプロテクトから外せない。その場合はキャッチャーの岸田あたりを外さざるを得ないだろう。

2018年のパ・リーグを制したライオンズではあるが、投手陣は決して強いチームではない。そこにエース格の菊池が抜けるのだから、投手を補強したいところだろう。
となると球威もあり、今シーズン当初は先発候補だった左腕の中川あたりが候補になるだろうか? 中継ぎ強化として池田や谷岡、田原あたりも狙われそうだ。
浅村の抜けたセカンドは外崎がコンバートされるようだが、そのバックアップ候補として野手なら山本や北村あたり、あるいは外野の立岡もあるかもしれない。

広島へ対するプロテクトリスト

【投手】15名
プロテクト:澤村/菅野/吉川光/野上/内海/畠/鍬原/宮國/山口俊/今村/高田/大江/田口/谷岡/池田
プロテクト漏れ:森福/大竹/櫻井/田原/中川/戸根/高木京

【捕手】3名
プロテクト:阿部/小林/大城
プロテクト漏れ:宇佐見/岸田/田中貴

【内野】4名
プロテクト:吉川尚/坂本/岡本/田中俊 
プロテクト漏れ:北村/山本/若林/吉川大/湯浅/増田

【外野】6名
プロテクト:長野/亀井/重信/石川/松原/和田恋
プロテクト漏れ:陽/立岡/村上

左腕の中川が本命、野手なら北村か若林か?

丸が抜けたとはいえ、来季の広島はセンターに野間を置き、また西川も外野にコンバートさせるなど外野手を補強することはあまりなさそうだ。
捕手も選手層が厚く、また會澤が2019年にFA権を取得することを考えると、捕手を入れて會澤を刺激することは避けたいはずだ。

おそらくカープも投手狙いと考えて、投手を厚めにプロテクトした。
左では中川、池田、戸根のうち誰をプロテクトしようか迷った。戸根は故障あがりなのでプロテクトから外しても、獲られない可能性が高いとみた。中川の方が池田よりも球威があるが、池田の方が実戦向きなので、池田をプロテクトした。
右では田原と谷岡で迷ったが、伸びしろを考えると谷岡をプロテクトしたい。

おそらく、カープは中川、池田、戸根、田原、谷岡の5人うちのプロテクトから外れた投手を獲得するのではないかと考えている。

カープは先発の左腕がいないので、中川あたりが筆頭候補だろう。

もし、野手を獲るとしたら、菊池が打撃不振の時のバックアップとして、北村あるいは山本あたりを狙うかもしれない。また、内野も外野も守れる若林という可能性もある。

なお、西武・広島両チームが同じ選手を人的補償として求めた場合、同一リーグの広島のほうが優先されるそうだ。

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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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コメント

  1. ソナタ より:

    どうやっても、取られたくない選手がプロテクトしきれないですね。こう考えると28人は少ないように思います。とりあえず桜井、大竹、陽岱鋼は要らないです。

    • かめ うさぎ より:

      大竹はチームも本人も人的補償で西武に行きたいのではないですかね。年俸も大幅に下がって獲得しやすくなりましたし、埼玉出身ですし。シーズン12試合くらい先発すれば5つくらいは勝てそうですし。西武がどう考えているかですね。

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