チーム状態が悪い時こそ、2軍で調子のいい選手を上げて使うべき

石川慎吾 巨人を語る

昨年と同じく、4連敗で交流戦を迎えることになってしまったジャイアンツ。去年はこの4連敗からずるずると負け続け、球団ワーストの13連敗を記録した。今年は同じ轍を踏まないためにも、由伸監督には積極的な選手起用と采配を期待したい。

2軍で打撃好調の若手を1軍に上げるべし

4連敗しているのだから、当たり前なのだけれど投打がうまく噛み合わない。接戦になってもあと1点が取れない。こういう時は、2軍から好調な選手を呼んで、スタメン起用してほしい。

ファームの選手が活躍すれば、2軍にいる選手たちは「結果を残せば使ってもらえる」とモチベーションアップになるし、1軍のメンバーは「うかうかしているとポジションを奪われる」と危機感をもってプレーする。チーム内の競争が活発化することで、巨人そのものが活性化するはずだ。

もし活躍しなかったら…? また、下に落とせばいいだけだ。

吉川尚輝を少し休ませる

甲子園の阪神3連戦ではいずれもノーヒット、守備でも雑なプレーが目についた吉川尚輝。特に打撃面では、インコースに速いボールを集められて抑え込まれている。吉川尚輝はこのインコース攻めに対して、ファウルでカットすることもできず、空振りか見逃しばかり。これが弱点ということであれば、ますます攻め込まれて打率はもっと下がっていくかもしれない。

でも僕は疲労が原因なのではないかと思っている。このところスイングが鈍い気がするのだ。ここまで2番セカンドでずっとスタメン出場を続けているだけに、疲労がたまっていることは間違いない。このまま使い続ければ、成績も落ちていくだろうし、ケガの恐れもある。2、3試合スタメンから外すだけでも、リフレッシュできるのではないだろうか?

では、2番セカンドを誰に任せるか?
もちろん、ジャビッ党イチ推しのルーキー田中俊太だ。

ファーム降格後、イースタンリーグで、15試合で打率.327、出塁率.4686盗塁と活躍(2018年5月28日現在)。やはり2軍に置いておくにはもったいない選手だ。代打要員でももったいない。1軍即スタメンで使えば結果を間違いなく残してくれるだろう。

吉川尚輝は田中俊太が2軍に落ちたことで「もうレギュラーは安泰」と無意識に思っているかもしれない。
キャンプからセカンドのレギュラー争いを繰り広げてきた田中俊太を1軍に戻すことで、吉川尚輝に刺激を与えることもできる。

攻・走・守でレベルの高さを証明。2軍ではモノが違う田中俊太

攻・走・守でレベルの高さを証明。2軍ではモノが違う田中俊太(Photo山内信一さん)

イースタン打点王をスタメン起用

陽岱鋼が骨折から復帰して早速1軍に上がってきた。けれども、僕はまだ調整不足だと見ている。もう数試合ファームの試合を経てからの方がよかったのではないだろうか?

今ならば陽岱鋼よりもファームでホームラン、打点の二冠王の和田恋を使ってほしい。今年はファームで4番を打ち、打率.347、6本塁打、38打点という活躍を見せている。今使わないで、いつ使うのか⁉︎ 今の和田恋ならばゲレーロよりも打点を挙げてくれるはずだ。

ホームラン・打点はリーグトップ、打率はリーグ2位の和田恋

ホームラン・打点はリーグトップ、打率はリーグ2位の和田恋(Photo山内信一さん)

打線の起爆剤にダイナマイトを使え

3試合で4本塁打。こないだの筒香のことではない。背番号49、「ダイナマイトシンゴ」こと石川慎吾のことだ。

4月までは調子も上がってこなかったが、ここに来て絶好調! 状態としては陽岱鋼よりも断然上だ。

ムードメーカー的な存在でもあるので、石川慎吾が撃てば打線が連鎖的に打つ、まさに起爆剤の役割を果たしてくれるだろう。

3試合で4ホーマーの絶好調、ダイナマイトシンゴ

3試合で4ホーマーの絶好調、ダイナマイトシンゴ(Photo山内信一さん)

ゲレーロとマギーの外しどころを見極めるべし

いまいち結果の出ていないゲレーロとマギーについては、交流戦の早い段階で見極めをつけた方がよいと思う。

というのも、先発ローテーションが不安定だからだ。菅野以外のピッチャーが試合を作れないケースが多い。山口俊はある程度計算できるが、吉川光、野上は投げてみなければわからないし、田口にいたっては、毎回失点しているイメージだ。

そこで2軍で安定した成績を残しているヤングマンを使ってみたい。

ゲレーロに関しては、中日時代と違い、守備も走塁も全力プレーしてくれている・・・が、いかんせん結果が伴わない。このところ打点もホームランもさっぱりだ。おそらく守備も走塁もインセンティブをつけた契約なのだろう。それだけに2軍降格となると、モチベーションはガタ落ちして、今シーズンはもう使えなくなってしまうかもしれない。それでも決断は早い方がいいと思う。

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巨人を語る
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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コメント

  1. 大滝市蔵 より:

    自分もその通りだと思います。ゲレーロマギー使い方は監督も気を使うと思うが先ずは調子のいい若手を使ってみるべし、尚輝選手も開幕当初は思ったよりも良かったですよね

    • かめうさぎ より:

      マギーはダメダメっていうほどでもないんですが、パッとしないですよね。ゲレーロは、8連勝の時に打撃成績を荒稼ぎしたけれど、それ以外は対して活躍していませんからねー。他球団に完全に攻略されてしまってますよね。

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