ジャイアンツ宮崎春季キャンプ2018の歩き方【2日目PM】

長年の夢だった、ジャイアンツ宮崎春季キャンプ見学。2月2日から4日までの3日間のキャンプレポートを数回に分けてお届けしている。第5回は、第1クール3日目である2月3日午後のキャンプレポートだ。

ひむかの2軍打撃練習をグラウンドで見学

1軍のブルペンを堪能した僕は、午前中の抽選会で当選した2軍打撃練習を見学するためにひむかスタジアムへ。
この見学ツアーは、ひむかスタジアムの3塁側ベンチ前で2軍選手たちの打撃練習が見られるというもの。動画撮影は禁止だけれど、写真撮影はオッケー。ただし、選手やコーチ、取材陣などへの声掛けはNGだ。みんな仕事中だから当たり前だよね。

グラウンドでは、バッティングケージでフリーバッティング、その裏でティーバッティング、三塁ベース付近で走塁練習が行われている。さらに、三塁ベンチに近いところでは、ドラフト3位ルーキーの大城が高田バッテリーコーチとマンツーマンで守備練習をしている。もう、ほんと、すぐ目の前だ。

今年はルーキーで岸田、大城という二人のキャッチャーが入ったけれど、バッティングは大城の方がいいらしい。ぜひ守備を鍛えて、小林を脅かしてもらいたい。

また、ドラフト4位ルーキーの北村がティーバッティングをしていた。体格的には丸っこい感じで、中距離ヒッターみたいな感じだ。北村よりも下位指名の田中俊太と若林が1軍キャンプに参加しているだけに、しっかりアピールしてほしい。

ティー打撃する中井(奥)と北村(手前)

高田コーチから指導を受ける大城

三塁ベンチ前で走塁練習する亀井】

2軍の打撃練習を見る由伸監督と川相2軍監督

打撃練習をしていると、由伸監督がやってきた。川相二軍監督となにやら会話を交わしている。今シーズンは状態の良い選手をすぐ1軍に上げるなど1軍2軍の新陳代謝を活発にして、チーム内に競争を促してほしいものだ。

木の花ドームで寺内をじっくり見る

見学ツアーを終えた後は、木の花ドームに向かう。お目当ては阿部慎之助だ。慎之助はマギー、ゲレーロ、寺内らと4人で別調整をしている。まだ寒い宮崎だから第1クールは木の花ドームに籠っていることが多い。

木の花ドームに入ると、中央のバッティングゲージで寺内が黙々と打ち込み、奥で慎之助がティーバッティングをしている。

まず手前の寺内のバッティング練習を見る。左打席でスイングしたり、何度もスイングをチェックしたり。こうやってマイペースで調整できるというのは、それだけ寺内に対するチーム内の信頼が厚いということだろう。35歳、もうベテランだもんなぁ。

木の花ドームで打撃練習する寺内

寺内と言えば守備の人というイメージが強いけれど、去年の9月に打った特大サヨナラ3ランは記憶に新しい。そういえば、坂本がレギュラーを獲った2008年の宮崎キャンプで、セカンドのポジションを坂本と円谷と3人で競っていたのが寺内だった。

寺内のバッティング練習に夢中になっていると、あれ、慎之助がいない(汗)
どうやら一足先に引き上げてまったらしい。残念。明日こそは慎之助の練習を観たい。

居残り特打で若手のバッティングを見学

木の花ドームを出てサンマリンスタジアムに戻る。
Bチーム(小林、岸田、田中貴、山本、若林、陽、重信)がバッティング練習をしている。Aチームの岡本らは外野でフリーバッティングのボールを受けている。

ロングティーを打つ重信

ロングティーを打つ山本

フリーバッティングする陽

打撃練習の間に外野の守備連をする岡本

15時過ぎにBチームのバッティング練習が終了。
この後は若手による居残り特打だ。参加メンバーは、吉川尚輝、若林、そして育成の松原だ。

この日は気温6度、風速はおよそ6mなので体感温度は実質0度。寒かったので、主力のいない居残り特打は観客もまばら。でも、未来のスターが打撃練習をしているのだから、見逃すわけにはいかない。セカンドレギュラーの筆頭候補の吉川尚輝もそうだけれど、このキャンプで注目している松原の打撃をじっくりと見た。素人なので詳しいことは分からないけれど、重信より打ちそうな気がする…。足がセールスポイントなのは重信と一緒。ぜひ支配下を勝ち取ってほしい。

居残り特打でロングティを打つ吉川尚輝

居残り特打を観る吉村コーチ

おまけ

キャンプ見学を終えた後、夜は宮崎市内で友人のアーティスト、リセイユのミニライブを楽しみました。朝から夜まで実に楽しい1日でした。

宮崎出身のアーティスト Riseyu。とても綺麗な歌声です。

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試合レポート
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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