統一球が飛ぶ?プロ野球セ・パ両リーグでホームランが急増!秘密は外国人選手だった。

プロ野球は各チームはひとまわりして、全試合のおよそ1/10ほどを消化しました。
まだまだ始まったばかりなのですが、今年はホームランがよく出ています。

2011年から導入された統一球が改良されて飛ぶようになったのではないか?
そんな噂がちらほらたっています。

NPBも統一球を卸しているミズノ社も否定していますが、果たしてどうなのでしょうか?

昨年とのホームラン数を比較して調べてみました。

2012年と2013年のホームラン数の比較

※開幕からの80試合で比較

2012年3月30日~4月16日 試合数80 ホームラン数57本

2013年3月29日~4月13日 試合数80 ホームラン数99本

数字だけ見ても明らかにホームラン数が増加しています。
2012年は試合数よりも少ないホームラン数だったのに対し、2013年は試合数を超えるホームランが出ています。

とくに今年は1日に2桁ホームランを記録した日が4日もあるのです。

  • 4月5日 6試合で11本
  • 4月6日 5試合で10本
  • 4月7日 5試合で17本
  • 4月11日 6試合で10本

一方で、昨年は2桁ホームランはゼロ。試合数よりもホームランが多かった日も、
4月5日の5試合で6本と4月11日の4試合で6本の2度だけです。

しかし注目すべきは、ホームランを誰が打っているかというところです。
今年は、とにかく外国人選手がよく打っているのです。
2012年は全57本のうち、外国人選手の打ったホームランは15本(26.3%)でしたが、
今年は全99本のうち、半数近い42本(42.4%)が外国人選手のホームランなのです。

とくに外国人選手は固めうちが多いです。

  • 4月7日 ブランコ選手 3本
  • 4月8日 ホワイトセル選手 3本
  • 4月11日 ラヘア選手 2本
  • 4月12日 ボウカー選手 2本

4月16日までの集計では日本人選手で1試合複数ホームランを打ったのは4月9日の銀次選手だけです。

一方で2012年は外国人で1試合複数ホームランを打ったのは4月5日のブラゼル選手の2本だけ。
むしろ日本人選手のほうが複数ホームランを打っているのです。

  • 4月10日 阿部慎選手 2本
  • 4月11日 新井貴選手 2本
  • 4月11日 稲葉選手 2本

このように、ホームラン数激増には外国人選手が大きく貢献しており、
彼らのパワーでホームランが増えているとも言い換えることができます。

もちろん、日本人のホームラン数も42本から57本に増えていますが、
統一球以外にも次のような理由で増えたともいえます。

  • 選手が統一球へ対応できるようになった
  • WBC組投手陣つまり各球団のエース級のボールへのアジャストが遅れた
  • 仙台クリネックススタジアムの改修によりホームランが出やすくなった

この3つに関しては検証していないのでなんとも言えないのですが、
要素としては15本増分くらいの要因となりそうです。

プレイしている選手たちが飛ぶようになったと言っているので、
統一球が飛ぶようになったという噂も一概に否定はできませんが、
もう少し様子をみてみる必要があると思います。

※陽選手、ラミレス選手も外国人してカウントしています。

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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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コメント

  1. たけうさぎ より:

    ドームラン・・・

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