この10年の最強ラインナップを選んでみた!ジャイアンツベストナイン【2010-2019】

ジャイアンツベストナイン2010-2019 巨人を語る

こんにちは、ジャビッ党党首 かめうさぎです。

最近、元プロ野球選手が次々にYouTuberとなっていますね。現役時代の話とか、球界のいろいろな話が聞けて、僕もよく観ています。

そんなプロ野球YouTuberがよくやっている企画が「●●が選ぶベストナイン」です。よく居酒屋なんかでプロ野球ファン同士でベストナインを「あーでもない、こーでもない」と言っているのと一緒で、ただベストナインを選んで発表しているだけなんですけれど、割と評判がいいみたいですね。やっぱ元プロが言うだけで違うのかな?

というわけで、ジャビッ党でもやっちゃいます。ベストナイン企画!

ジャビッ党ジャイアンツベストナインの選び方

ジャビッ党はジャイアンツファンによるジャイアンツファンのためのブログですから、選ぶのはもちろん、ジャイアンツのベストナインです。しかもジャビッ党では10年単位で区切る年代別ベストナインにしようと思います。

というのも、プロ野球は年々進化しているので、現代の選手と何十年も前の選手を比べて、「今の選手の方がすごい」とか「昔の方がすごかった」という風に比べるのが個人的に嫌いだからです。

選考基準は、ざっくりこんな感じ

  • 区切られた年代での活躍度を見る
  • 活躍度(優勝貢献度、10年間でどのくらいレギュラーだったか、獲得タイトル など)
  • 同じ年代で同一選手は選ばない(例 2010年代にキャッチャーとファーストで阿部慎之助が選ばれるというのはなし。2010年代ファースト阿部、2000年代キャッチャー阿部というのはあり)
  • 最終的には僕の好み

まず今回は直近の2010年代(2010~2019)のジャイアンツからベストナインを選びます。

2010~2019のジャイアンツの成績

 2010 3位 原辰徳
 2011 3位 原辰徳
 2012 1位 原辰徳(日本一)
 2013 1位 原辰徳
 2014 1位 原辰徳(CS敗退)
 2015 2位 原辰徳
 2016 2位 高橋由伸
 2017 4位 高橋由伸
 2018 3位 高橋由伸
 2019 1位 原辰徳

10年間で優勝が4回。そのうち日本一が1回。CSを逃したのは2017年の1度のみ。日本シリーズは1勝2敗で、CSは3勝6敗だから、最近のジャイアンツは短期決戦が苦手だということがわかりますね。

ジャイアンツベストナイン(2010-2019)【投手編】

投手は分業制になっているので、先発、抑え、中継ぎの3人を選びます。

先発:投手分業時代にシーズン10完投の堂々たるエース

先発投手 菅野智之

ベストシーズン(2018)
先発27 完投10 完封8 無四球4 158敗 202回 200奪三振 防御率2.14
※勝敗、イニング数、奪三振、防御率は先発に限ったものではありません
先発ピッチャー・菅野智之【2010-2019ジャイアンツベストナイン】

この時期のジャイアンツのエースを選べと言われたら、ジャイアンツファンのほとんどが菅野智之を選ぶと思います。ルーキーイヤーの2013年から、ジャイアンツの先発ローテーションの柱を守り続け、2016年を除くと、いずれも2桁勝利を挙げています。

2年目の2014年に初めて最優秀防御率のタイトルを獲得し、MVPも受賞。最優秀防御率のタイトルは7年間で4度。最多勝、最多奪三振のタイトルも2度獲得しています。

2017年、2018年は2年連続で澤村賞を受賞し、名実ともに日本のエースピッチャーになりました。

勝ち星と防御率のキャリアハイは2017年の17勝、防御率1.59なのですが、ベストシーズンは2018年にしました。2018年は勝率の澤村賞の選考基準7項目(登板試合、投球回、完投数、勝ち星、奪三振、防御率)をすべてクリアしたこと(狙っていたらしい)、特に分業制の現代野球において10完投(うち完封8)が見事でした。

では、菅野以外の投手はどうだったのでしょう?

2010年代は10年間で52人の投手がジャイアンツのスターターとしてマウンドに上がっています。そのうち、規定投球回に到達したことがある投手は11人、さらに2シーズン以上規定投球回に到達した投手はわずか8人しかいません。

2010~2019年の10年間で規定投球回に2度以上到達した巨人の投手

  • 菅野智之(6回)
  • 内海哲也(5回)
  • 杉内俊哉(3回)
  • 澤村拓一(3回)
  • 田口麗斗(2回)
  • マイコラス(2回)
  • 東野峻(2回)
  • 山口俊(2回)

内海と杉内の2人は2012~14年の3連覇にも貢献し、そのうち日本一が1回。優勝貢献度という意味では、両左腕は菅野の3回(日本一なし)より上だといえます。

先発次点:176試合先発、シーズン18勝は菅野より上の左腕エース

先発次点 内海哲也

ベストシーズン(2011)
先発26 完投4 完封1 無四球0 185敗 1852/3 144奪三振 防御率1.70
※勝敗、イニング数、奪三振、防御率は先発に限ったものではありません

特に内海哲也は、先発登板数は菅野の174を上回る176試合。9年間の勝利数82は年間平均で9勝以上挙げている計算になり、長くローテーションを守り勝ち星が計算できるピッチャーであったことがわかります。

2011年の18勝は菅野のキャリアハイよりも上です。内海はスタミナのあるピッチャーですが、2010年代は年齢も30代にさしかかり、完投能力は菅野にはかないませんでした。

抑え:絶対的守護神が作れない巨人で40S超え

抑え投手 西村健太朗

ベストシーズン(2013)
登板71 4342S10H 712/3 71奪三振 防御率1.09
※勝敗、イニング数、奪三振、防御率はリリーフに限ったものではありません
守護神・西村健太朗【2010-2019ジャイアンツベストナイン】

ジャイアンツは守護神を作るのが下手なチームです。記録としてセーブが付くようになった1974年以降、3年続けて30Sを挙げたピッチャーはこれまで1人もいません。続けて活躍しても2年。毎日のようにブルペンで肩を作る肉体的疲労に、勝利への重圧も半端なく、ジャイアンツの守護神というのは、それほど過酷なポジションなんだと思います。

2010年代も守護神はほぼ2年ごとに入れ替わっています。10年間で28人の投手がセーブを挙げており、そのうち2桁セーブを挙げたのが12人でした。

2010~2019年 巨人の守護神

  • 2010 クルーン(25S)
  • 2011 久保裕也(20S) ロメロ(11S)
  • 2012 西村健太朗(32S) マシソン(10S)
  • 2013 西村健太朗(42S)
  • 2014 マシソン(30S)
  • 2015 澤村拓一(36S)
  • 2016 澤村拓一(37S)
  • 2017 カミネロ(29S)
  • 2018 カミネロ(11S)マシソン(8S)
  • 2019 中川皓太(16S)デラロサ(8S)

2年続けて守護神の役割を担ったのは、西村、澤村、カミネロの3人ですが、カミネロは2018年シーズン途中で守護神失格となったので、選外。西村は2012、2013年の2年間で74S。澤村は2015、2016年の2年間で73Sと、S数では甲乙つけがたいのですが、西村が守護神だった2012、2013年は優勝しています。その点からみても、ベストナイン守護神部門は西村で決まりでしょう。

この西村のシーズン42Sという数字は、ジャイアンツの日本人投手では唯一の40S超えであり、2010~19年のセ・リーグでは中日の岩瀬仁紀と並ぶシーズン最多セーブ(歴代7位タイ)です。
(シーズン記録は2017年ソフトバンク・サファテの54、セリーグ記録は2005年中日・岩瀬、2007年阪神・藤川の46)

抑え次点 澤村拓一

ベストシーズン(2015)
登板60 7336S3H 681/3 60奪三振 防御率1.32
※勝敗、イニング数、奪三振、防御率はリリーフに限ったものではありません

抑えとしての澤村のキャリアハイは、63試合登板37Sを挙げ、セーブ王を獲得した2016年なんですけど、内容的には前年の2015年の方が上。2015年は登板数は3試合少ないものの、投球イニングは4イニングも多いのです。2016年の防御率2.66は守護神としてはちょっと不安定ですし、なんといってもこの年は暴投が9もありました。

故障以降、本来のパフォーマンスが発揮できていない澤村ですが、2020年はセットアッパーとしての復活に期待したいです。

2010年代のブルペンを支えた左右のセットアッパー

中継ぎ投手 山口鉄也

ベストシーズン(2012)
登板72 325S44H 751/3 68奪三振 防御率0.84
※勝敗、イニング数、奪三振、防御率はリリーフに限ったものではありません

中継ぎ次点 マシソン

ベストシーズン(2013)
登板63 2240H 61回 77奪奪三振 防御率1.03
※勝敗、イニング数、奪三振、防御率はリリーフに限ったものではありません
セットアッパー・山口鉄也【2020-2019ジャイアンツベストナイン】

山口鉄也とスコット・マシソン。2010年代のジャイアンツのブルペン陣を支えたのは、間違いなくこの2人でしょう。中継ぎ投手の指標であるホールド(H)数をカウントしてみても、1位は山口鉄の213で2位がマシソンの174、3位が久保裕也の64ですから、2人がいかに長きにわたってチームに貢献してきたかがわかります。

2012~2013年の守護神・西村健太朗と合わせた「スコット鉄太朗」は本当に安心して観ていられましたね。

どちらも甲乙つけがたいのですが、マシソンは2014年はクローザーだったんですよね。最後は好みになっちゃうんですけれど、「ぐっさん」の方がピンチに強い印象があります。

先発投手を7回まで引っ張って、ランナーためて「ピッチャー・山口!」とか。クルーンや澤村が乱調で四球でピンチを迎えて、緊急登板で「ピッチャー・山口!」とか。ベンチとしては今日は休ませたかったのに、結局投げさせてしまった、みたいなことも多かったですよね。まさに、困ったときの「ぐっさん」頼みみたいな。

2人のベストシーズンを見ると、2012年の山口鉄也は圧巻の成績です。登板数、ホールド、防御率はいずれもキャリアハイ。マシソンは、登板数とホールド数は2016年の70試合41ホールドがキャリアハイなのですが、この年は被本塁打が7本と多かった(2013年は2本)んですよね。また、中継ぎ投手は防御率が重要だと考えているので、2.36だった2016年より1.03の2013年を選びました。

ジャイアンツベストナイン(2010-2019)【野手編】

ふつうは、キャッチャー、ファースト、サード…とポジション番号順に発表するのですけれど、迷いにくいポジションから選んでいこうと思います。

ジャイアンツ歴代ナンバーワンのショートストップ

ショート 坂本勇人

ベストシーズン(2019)
143(141)試合(遊撃出場)639打席 555打数 173安打 40本塁打 94打点 5盗塁 3犠打 2犠飛 77四球 2死球 123三振 打率.312
※打撃成績はショート出場試合に限りません。
遊撃手・坂本勇人【2010-2019ジャイアンツベストナイン】

このポジションは、異議を差し挟む余地はありませんよね。
なんといってもこの10年間、ずっとジャイアンツのレギュラーだったんですから。
2010~2019年のジャイアンツでショートを守った選手はわずか16人。出場試合数は坂本勇人がダントツなのは言うまでもないのですが、2位の寺内崇幸がわずか65試合。ほぼフル出場に近いですね。

坂本のベストシーズンは、やっぱりMVPにも輝き、40本塁打を打った2019シーズンですね。ジャイアンツの右打者として40本を打ったのは、小久保、ラミレスに続いて3人目。生え抜きの右打者としては初めての記録です。長嶋茂雄も原辰徳も成しえなかった偉大な記録といえます。

世代間で選手を比べるのはあまり好きじゃないんですけれど、全世代を見渡しても、坂本勇人は巨人歴代ナンバーワンのショートで間違いないでしょう。

このポジションに関しては次点は該当者なしです。

前半は阿部慎之助、後半は小林誠司が主戦捕手

キャッチャー 阿部慎之助

ベストシーズン(2012)
138(116)試合(捕手出場)556打席 467打数 159安打 27本塁打 104打点 0盗塁 2犠打 8犠飛 69四球 9死球 47三振 打率.340
※打撃成績は捕手出場試合に限りません。

キャッチャー次点 小林誠司

ベストシーズン(2017)
138(137)試合(捕手出場)443打席 378打数 78安打 2本塁打 27打点 2盗塁 19犠打 3犠飛 41四球 2死球 64三振 打率.206
※打撃成績は捕手出場試合に限りません。
捕手・阿部慎之助【2010-2019ジャイアンツベストナイン】

2010~2019年の10年間、阿部は621試合、小林は602試合とほぼ同じ試合数マスクを被っており、2010年代のジャイアンツのレギュラーキャッチャーは、前半5年が阿部慎之助、後半5年が小林誠司といえます。

レギュラーだった時期がほぼ同じならば、阿部慎之助に軍配を上げることにそんなに文句はないでしょう。

一部の熱狂的な小林ファンからは「守りが評価されていない」なんて声が上がってきそうですが、阿部が主戦捕手だった5年間は3度優勝しているのに対し、小林の場合は2019年の1度だけです。しかもこの年は小林91試合、炭谷58試合、大城62試合の三者併用。

キャッチャーは勝ってこそ評価されるポジションだと思うので、「守り」を見ても2010年代のベストナインキャッチャーは阿部慎之助といえます。

阿部慎之助のベストシーズンは、44本のホームランを打った2010年と迷ったのですが、首位打者、打点王の2冠を獲得し、MVPも受賞した2012年がベストシーズンでしょう。

2012年は低反発球が使用されていた時期で、この年、30本以上ホームランを打ったのはセ・パ合わせてもバレンティン(31本)ただ一人でした。阿部慎之助はホームランは2位だったので、準三冠王だったといえるシーズンでした。

ホットコーナーを守ったのはバッティングだけでなく守備での貢献度も高かった名手

サード 村田修一

ベストシーズン(2013)
144(144)試合(三塁出場)595打席 519打数 164安打 25本塁打 87打点 1盗塁 6犠打 7犠飛 50四球 13死球 74三振 打率.316
※打撃成績は三塁出場試合に限りません。

サード次点 C・マギー

ベストシーズン(2017)
139(79)試合(三塁出場)586打席 523打数 165安打 18本塁打(48二塁打) 77打点 4盗塁 0犠打 4犠飛 58四球 1死球 107三振 打率.315
※打撃成績は三塁出場試合に限りません。
三塁手・村田修一【2010-2019ジャイアンツベストナイン】

2010年代にサードを守った選手は33名います。そのうち、シーズン100試合以上サードを守った選手は、村田修一、小笠原道大、C・マギーのわずか3人です。小笠原は2010年にサードで102試合出場しましたが、2011年以降はファーストがメインで、マギーは2018年はサードで128試合出場しますが、前年の2017年は村田と併用で79試合でした。

村田は2012年から2017年のジャイアンツ在籍の6年間で735試合(139、144、141、97、143、71)サードを守っており、この10年間ではトップ。2位のマギーが207試合ですから、2010年代のジャイアンツのホットコーナーは村田修一が守り続けたといっていいでしょう。

バッティングはもちろん、守備でも堅い守りで何度もチームを救い、ジャイアンツ移籍後、ゴールデングラブ賞を3回受賞しました。

出場試合数では慎之助が最多だが、最年少3割30本100打点打者を選出

ファースト 岡本和真

ベストシーズン(2018)
143(126)試合(一塁出場)616打席 540打数 167安打 33本塁打 100打点 2盗塁 0犠打 0犠飛 72四球 4死球 120三振 打率.309
※打撃成績は一塁出場試合に限りません。

ファースト次点 J・ロペス

ベストシーズン(2013)
121(118)試合(一塁出場)467打席 429打数 130安打 18本塁打 55打点 1盗塁 5犠打 3犠飛 25四球 5死球 57三振 打率.303
※打撃成績は一塁出場試合に限りません。
一塁手・岡本和真【2010-2019ジャイアンツベストナイン】

この10年間でジャイアンツのファーストを守った選手は40人います。ファーストでの出場試合数が最も多かったのが、阿部慎之助で411試合です。キャッチャーをメインでやっていた、2010~2014年でも56試合ファーストを守っています。
しかし、ファーストコンバート以降、阿部慎之助が規定打席に到達したのは2017年のみで、現役最後の5年間は故障に苦しんだシーズンが多かったというのがわかります。

2年連続で100試合以上ファーストを守ったのは、2013~2014年のロペスと2018~2019年の岡本の2人だけです。ロペスも岡本も2年目の方が成績を落としていますが、2018年は最年少で3割30本100打点を達成し、2年連続で30本塁打、ジャイアンツの4番を務めた岡本がベストナインにふさわしいでしょう。

外野で1000試合出場超えはただ1人。巨人右打者でシーズン最多本塁打者も

外野手 長野久義

ベストシーズン(2011)
140(139)試合(外野出場)578打席 519打数 164安打 17本塁打 69打点 19盗塁 3犠打 2犠飛 48四球 6死球 85三振 打率.316
※打撃成績は外野出場試合に限りません。

外野手 亀井善行

ベストシーズン(2019)
131(126)試合(外野出場)503打席 450打数 128安打 13本塁打 55打点 9盗塁 3犠打 5犠飛 45四球 0死球 91三振 打率.284
※打撃成績は外野出場試合に限りません。

外野手 A・ラミレス

ベストシーズン(2010)
144(132)試合(外野出場)606打席 566打数 172安打 49本塁打 129打点 1盗塁 0犠打 7犠飛 21四球 12死球 98三振 打率.304
※打撃成績は外野出場試合に限りません。
外野・長野久義【2010-2019ジャイアンツベストナイン】
外野・亀井善行【2010-2019ジャイアンツベストナイン】
外野・ラミレス【2010-2019ジャイアンツベストナイン】

ライト、センター、レフトと3つのポジションがある外野は10年間で44名の選手が出場しました。このうち、規定打席に到達した選手は、長野、亀井、ラミレス、ギャレット、丸の5人だけです。

長野は2010~2018年までいずれも100試合以上に出場し、2018年を除くシーズンで規定打席に到達しているので文句なしの選出です。

亀井は、規定打席到達は2018、2019の2シーズンですが、この10年間で773試合に出場しており、長野の1175試合に次ぐ出場試合であることから選出しました。

丸は直近の優勝に貢献したものの、2019年1年だけですからちょっと選びにくい。
2010年、2011年いずれも規定打席到達し、2010年は本塁打、打点の2冠のタイトルを獲ったラミレスを選びました。なんといっても2010年の49本塁打はジャイアンツの右打者ではシーズン最多本塁打記録ですしね。

次点では、丸のほか、規定打席到達はなかったものの、2010~2016年まで代走をメインに411試合に出場した鈴木尚広と、2010~2016年まで405試合に出場した松本哲也を選びました。

外野次点 丸佳浩

ベストシーズン(2019)
143(141)試合(外野出場)631打席 535打数 156安打 27本塁打 89打点 12盗塁 0犠打 7犠飛 86四球 3死球 125三振 打率.292
※打撃成績は外野出場試合に限りません。

外野次点 鈴木尚広

2010-2016通算
500(411)試合(外野出場)197打席 172打数 134得点 43安打 1本塁打 14打点 88盗塁 10犠打 0犠飛 13四球 2死球 36三振 打率.250
※打撃成績は外野出場試合に限りません。

外野次点 松本哲也

ベストシーズン(2010)
94(91)試合(外野出場)350打席 317打数 91安打 0本塁打 22打点 17盗塁 12犠打 0犠飛 17四球 4死球 56三振 打率.287
※打撃成績は外野出場試合に限りません。

レギュラー不在のポジションを制したのは…

2010年代はレギュラーといえる選手がいなかったのがこのセカンドのポジション。28人の選手がこのポジションにつきましたが、規定打席に到達した選手は脇谷亮太(2010年)と片岡治大(2014年)のわずか2人でした。

セカンドでシーズン100試合以上出場した選手も藤村大介(2011~2012)と片岡治大(2014~2015)のわずか2人。2011年に藤村は盗塁王を獲ったものの、規定打席には到達していません。

この10年で最もセカンドの出場試合が多かったのが、100試合出場も規定打席到達もない寺内崇幸の324試合。2位・藤村(265試合)、3位・片岡(260試合)、4位・脇谷(165試合)という順、いずれも決め手に欠けるんですよね。

2010~2019年 巨人の二塁出場(50試合以上)

  • 2010 脇谷亮太(78)エドガー(65)古城茂幸(51)
  • 2011 藤村大介(119)
  • 2012 藤村大介(100)寺内崇幸(74)
  • 2013 寺内崇幸(96)
  • 2014 片岡治大(124)
  • 2015 片岡治大(111)
  • 2016 クルーズ(72)
  • 2017 マギー(61)中井大介(54)
  • 2018 吉川尚輝(71)田中俊太(58)
  • 2019 若林晃弘(58)

セカンド 脇谷亮太

ベストシーズン(2010)
132(78)試合(二塁出場)459打席 414打数 113安打 7本塁打 8三塁打 43打点 28盗塁 6犠打 1犠飛 35四球 3死球 80三振 打率.273
※打撃成績は二塁出場試合に限りません。

セカンド次点 片岡治大

ベストシーズン(2014)
126(124)試合(二塁出場)484打席 429打数 108安打 6本塁打 32打点 24盗塁 23犠打 0犠飛 29四球 3死球 51三振 打率.252
※打撃成績は二塁出場試合に限りません。

セカンド次点 藤村大介

ベストシーズン(2011)
119(119)試合(二塁出場)407打席 352打数 78安打 0本塁打 15打点 28盗塁 30犠打 0犠飛 20四球 2死球 74三振 打率.222
※打撃成績は二塁出場試合に限りません。

セカンド次点 寺内崇幸

2010-2018通算
530(324)試合(二塁出場)773打席 661打数 142安打 4本塁打 35打点 32盗塁 66犠打 2犠飛 34四球 10死球 153三振 打率.215
※打撃成績は二塁出場試合に限りません。
二塁手・脇谷亮太【2010-2019ジャイアンツベストナイン】

守備と攻撃のバランスで考えると、片岡なのかもしれないけれど、FAで来たわりに物足りなかったかな。移籍1年目は環境に慣れない部分があったとしても、2年目は本塁打こそ増えたものの、規定打席にも到達せず、打率も盗塁数も成績を落としてしまっていたから。

片岡に求められていたのは、リードオフマンとしての出塁と足。出塁率は3割5分は超えてほかったし、盗塁も30は欲しかったですね。

で、そのFAの人的補償で西武に移籍して、2016年にFAで出戻ってきた脇谷をベストナインに選びたいと思います。
異論は多いと思いますけれど、最後は好みですから。

2010年出場試合は、セカンドが78でサードが67。守備面では不安はあったものの、打率はまずまずだし、盗塁28というのは、この10年間のジャイアンツの二塁手では、藤村大介と並んで最も多い数字です。そして三塁打8本というのはリーグトップ。

この年にキャリアハイで、ここからというときに、ぶつかった壁が統一球。統一球にうまく対応できていれば、脇谷のプロ野球人生も変わっていたかもしれません。

ベストナインメンバー+アルファでベンチ入り28人を選んでみた

2010~2019年のベストナインメンバーでペナントレースを戦ったら、どんなオーダーになるんでしょうね? シーズンを戦うえでは、ローテーションを組んだり、代打や控えの選手も用意しなければいけないので、次点選手ほかをピックアップして、28人のベンチ入りメンバーを選んでみました。

2010~2019ジャイアンツ・ベスト投手陣12名

※太字はその年のリーグトップ

先発 菅野智之【2018】15勝8敗 2.14 28試合202回 200奪三振 10完投!
先発 内海哲也【2011】18勝5敗 1.70 28試合185回2/3 144奪三振
先発 杉内俊哉【2012】12勝4敗 2.04 24試合163回 172奪三振 ノーヒッター!
先発 マイコラス【2017】14勝8敗 2.25 27試合188回 187奪三振
先発 山口俊【2019】15勝4敗 2.91 26試合170回 188奪三振
先発 田口麗斗【2017】13勝4敗 3.01 26試合170回2/3 122奪三振
中継(先発)東野峻【2010】13勝8敗 3.27 27試合157回 140奪三振
中継(先発)澤村拓一【2015】7勝3敗36S3H 1.32 60試合68回1/3 60奪三振
中継 久保裕也【2011】4勝2敗20S21H 1.17 67試合69回 67奪三振
中抑 マシソン【2013】2勝2敗40H 1.03 63試合61回 77奪三振
中抑 山口鉄也【2012】3勝2敗5S44H 0.84 72試合75回1/3 68奪三振
抑え 西村健太朗【2013】4勝3敗42S10H 1.13 71試合71回2/3 71奪三振

先発ローテーションは菅野、内海に続くのは、左を2人入れて、杉内、マイコラス、山口俊、田口にしてみました。東野も先発なのですが、勝率と防御率を見ると、6人のローテーションに惜しくも入れず、谷間の先発みたいな存在になります。

クローザーの次点だった澤村は先発もできるし、ロングリリーフも可能なので中継ぎポジション。久保裕也も使い勝手がいい投手ですよね。

後ろはもちろん、「スコット鉄太朗」で決まりです。

2010~2019ジャイアンツ・ベストナインスタメン

※太字はその年のリーグトップ

1番CF 長野久義【2011】.316 17本 69打点 140試合 164安打 19盗塁 3犠打 
2番RF 亀井善行【2019】.284 13本 55打点 131試合 128安打 9盗塁 3犠打
3番SS 坂本勇人【2019】.312 40本 94打点 143試合 173安打 5盗塁 3犠打 MVP! 
4番C 阿部慎之助【2012】.340 27本 104打点 138試合 159安打 ※MVP!
5番LF ラミレス【2010】.304 49本 129打点 144試合 172安打 1盗塁
6番1B 岡本和真【2018】.309 33本 100打点 143試合 167安打 2盗塁 最年少3割30本100打点!
7番3B 村田修一【2013】.316 25本 87打点 144試合 164安打 1盗塁 6犠打
8番2B 脇谷亮太【2010】.273 7本 43打点 132試合 113安打 28盗塁 6犠打 ※最多三塁打8!

2010~2019ジャイアンツ・スーパーサブ

※太字はその年のリーグトップ

C 小林誠司【2017】.206 2本 27打点 138試合 78安打 2盗塁 19犠打 
IF ロペス【2013】.303 18本 55打点 121試合 130安打 1盗塁 5犠打
IF 片岡治大【2014】.252 6本 32打点 126試合 108安打 24盗塁 23犠打 
IF マギー【2017】.315 18本 77打点 139試合 165安打 4盗塁 48二塁打(セ・記録)!
IF 寺内崇幸【2013】.225 2本 12打点 114試合 54安打 6盗塁 21犠打
OF 丸佳浩【2019】.292 27本 89打点 143試合 156安打 12盗塁
OF 鈴木尚広【2011】.190 0本 0打点 90試合 11安打 18盗塁 5犠打
OF 松本哲也【2010】.287 0本 22打点 94試合 91安打 17盗塁 12犠打

シーズン成績だけ見るならば、亀井よりも丸がスタメンなんですが、ベストナインなので、亀井スタメンです。DH制だったら、ラミレスを指名打者にしてセンター丸、レフト亀井ですね。

内野をひとり減らして、外野手を入れるのもありかなと思いました。

10年間の外野の出場試合数でいうと、松本哲也に続くのが、橋本到の344試合、そして高橋由伸の340試合、陽岱鋼の253試合と続きます。
2010年代は代打起用も多かった由伸を代打の切り札で入れるのもありですね。

PH 高橋由伸【2015】.278 5本 21打点 77試合 37安打 
代打成績 .395 1本 9打点 出塁率.489

2010年代の高橋由伸は、2010~2012年は300打席以上出場していました。2013年は出場試合数をぐっと減らしますが、68試合で打率.303 10本塁打という成績を残します。でも、代打の切り札ということで考えると、現役最終年が一番成績が良かったんですね。

つくづく引退はもったいなかったですね。

ちなみに、代打の切り札で考えると、2013年の矢野謙次は代打で19安打という球団記録を作っており(代打打率.358)、こちらも捨てがたいですね。

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巨人を語る
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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