- 1年目(2017年 3軍)
- 100試合 131安打 45盗塁 打率.332
- 2年目(2018年 2軍)
- 117試合 134安打 24盗塁 打率.316
ジャイアンツの背番号59、松原聖弥の過去2年の成績である。松原は2018年の春季キャンプは背番号009の育成選手だった。
俊足が注目されがちな松原だが、それ以上にバッティングセンスが光る巧打者だ。
1年目に3軍で131安打.332の打率を残すと、2年目の春季キャンプでは1軍に抜擢。シーズンが始まると、1ランクレベルの高いイースタン・リーグに主戦場を移してもヒットメーカーぶりを発揮し、支配下登録を掴み取る。その後も着々とヒットを積み重ね、リーグ記録となる134安打を放った。
3年目の今年は1軍での活躍が期待される。
1番打者を勝ち取り、1軍で最多安打記録を狙え!
- 1年目(1992年 2軍)
- 58試合 87安打 10盗塁 打率.366
- 2年目(1993年 2軍)
- 48試合 69安打 11盗塁 打率.371
上記の記録は25年前のある打者の1年目、2年目の2軍の打撃成績だ。
3年目の1994年、彼は日本プロ野球史上初となるシーズン200本安打(最終的に210安打)を放ち、一躍の日本球界のスターとなる。
そう、イチローである。
松原は打率ではイチローに及ぶべくもないが、2年間2軍3軍で野手のいないところに打球を打ってきた数は、イチローをも超える。
ミート力に関しては間違いなく1軍レベルに達している。
昨年、イースタン・リーグの試合で松原の盗塁を見たけれど、スタートは悪いし、スライディングもあまり上手くなかった。
それでも44の盗塁企画数(成功24-失敗20)は、ポテンシャルと意識の高さを示している。
そして鈴木尚広コーチの指導の元、この春季キャンプで走塁・盗塁の技術は格段に向上しているはずだ。
1年目、2年目とステップアップしてきた打撃技術は、3年目の今年、1軍というステージで一気に花開くのではないだろうか?
松原聖弥にはぜひ1番打者を勝ち取ってもらいたい。
松原ならば、昨年2軍で残した成績をそのまま1軍で残せるような気がする。
それだけの成長力とセンスを感じさせるのだ。
松原よ、ジャイアンツのイチローを目指せ!
コメント
松原の1年目、3軍成績は100試合394打数131安打、打率0.332 1本塁打 45盗塁 ですね。
ウィキペディアより。
失礼しました。引用のソースが間違っているみたいですね。確認して修正します。