侍Japanのメンバーが発表されました。
代表候補33名のうち、浅尾投手、山井投手、村田選手、大島選手、聖澤選手が落選となりました。
肩の状態が思わしくない前田健太投手が選ばれたのは、ちょっと心配です。
まだ若いし、将来のある身、ここで無理して故障することがなければいいのですが……。
それにしても、侍Japanのオーダーを見ると、1番長野選手、3番坂本選手、4番阿部選手と、
昨年の巨人のオーダーがそのまま入っています。
はたして、いいのだろうか……?
WBCでの日本の戦い方は、スモールベースボールを主体とした繋ぎの野球であることは、誰も否定しないところだと思います。
バントや盗塁、エンドランを絡めて、1点を取りに行く野球です。
昨年の巨人も、状況に応じたチームバッティングで5冠を獲ったので、
その主力である、長野選手や坂本選手、阿部選手もそういうことができるというのは否定しません。
しかし、それはあくまでも国内での話です。
外のストライクゾーンが広くなる国際試合で、長野選手のバッティングは対応できるのか?
足を絡めた攻撃ができるのか?
国際試合の経験の少ない坂本選手が、侍Japanのクリーンアップの重責をまっとうできるのか?
守備は大丈夫なのか?
キャッチャーでキャプテンで4番。
侍Japanのすべての責任を阿部選手に背負わせていいのか?
長野選手の1番にはちょっと不安があります。
外のボール球を追いかけてバッティングを崩すのはシーズン中にも見られることです。
広いストライクゾーンで長野選手は自分のバッティングができるのか?
外のストレートでカウントを稼がれて、落ちる球で空振り……。そうならないことを祈ります。
坂本選手は、大舞台に強いので期待はするのですが、基本的には内角に強い選手。
やはり外のストライクゾーンが広がる国際試合での対応力には不安があります。
そして、なにより守備。
鳥谷選手や井端選手などの名手がいるなかで、彼がショートでいいのか?
DHが使えるなら、DHでもいいような気がします。
そして阿部選手。
キャッチャーというポジションで、馴れない投手とのバッテリー、
相手のデータが少ない国際試合ということもあり、
必然的に守りにかかる比重は大きくなります。
もう少し楽な打順で打たせてあげたほうがいいと思います。
昨年のキューバ戦で起用した4番糸井選手。
こちらのほうが、「繋いで勝つぞ」という意識が強く持てると思うのでいいのではないかと個人的には思います。
いずれにしても、怪我だけには気を付けて欲しいものです。
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