4月で早くも優勝不可能な数字を出した巨人。打線改造にも疑問。

しばらくバタバタしていて試合をあまり見られていなかったのですが、
気が付けば連敗続きで、早くも借金7
データでは過去、借金7から巨人が優勝したケースはなく。
数字の上では終戦ということになりました

もちろん、誰もあきらめていないと思いますが、何か巨人だけ古い野球をやろうとしているような気がします。
巨人のホームページで今年から原監督日記というのが掲載されています。
そのなかで、慎之助選手、坂本選手、長野選手、村田選手の4人を「枢軸」として、個の力に頼ると書いてありました。
わからなくもないですけど、ちょっと違うかな~

個の力も必要ですが、それを補完し合う相互作用が必要だと思うのです。
今回の新オーダーは、
1番に由伸選手、3番に坂本選手、4番に慎之助選手、5番に長野選手、6番に村田選手を置いています。
3番、4番はいいのですが、ほかはいかがなものかと思っています。

まず、由伸選手の1番。
2007年の時のように、コンスタントにホームランが打てるくらいの打撃ならいいと思います。
相手投手が怖がって四球というケースも少なくないからです。
しかし、現状は二塁打もあまりでない状態です。
しかも脚力はかなり衰えました。
仮に由伸選手が初回にヒットや四球で出塁して、2番がランナーを進めるとします。

1アウト2塁。

ここでクリーンアップなわけですが、
シングルヒット1本では由伸選手はなかなか還ってこられません。
となれば、ロングヒットか、連打が続くか?
非常に確率の低い初回の攻撃になってしまうわけです。

次に5番、6番です。
原監督としてみれば、長野選手は足もあるので、
長野選手でチャンスメイクして、村田選手で還すという意図だと思います。
決して長野選手の5番がダメなわけではなく、村田選手の6番が悪いというわけではありません。
2人を並べている、しかも長野選手を上位に置いているのがいけないわけです。

長野選手の精神状態なのです。
村田選手と長野選手は日大の先輩と後輩です。
しかも入れ違いですから、長野選手にとっては、村田選手はかなり偉大な先輩です。
その偉大な先輩がクリーンアップから外れて、自分がクリーンアップにいる。
その上、チームは連敗中。
これでは落ち着いた精神状態で打席に入れません。

いい例が先日のヤクルト戦での3戦目、1点を追う、6回の1アウト満塁のケース。
おそらく外のボールを右方向に、最低でも犠牲フライ、
最悪でもゲッツーくずれで同点という意識だったのでしょう。
結果は、ボール先行のカウントなのに、増渕投手の外の変化球(明らかにボール球)を
ブリブリ振りまくって三振

ちょっとこの打線は機能しないような気がしてなりません。

もちろん、私の不安を払しょくしてくれるくらい、打ちまくってくれるのが一番いいのですが、
やぱり今は、足を絡めたり、進塁打をするなりして得点を取るという考えを打ち出していくべきだと思います。
ソフトバンクや日本ハムのような打線を構成していくべきだと思います。

坂本選手を3番として成長させたい。
慎之助選手を4番として動かしたくない。
これには賛成ですので、その上で、勝つためのオーダーを組むのであれば、
次のようなオーダーがいいのではないかと思います。

最下位脱出を目指す巨人の新オーダー

(以下敬称略)
1番 鈴木尚
2番 寺内/藤村
3番 坂本
4番 阿部
5番 村田
6番 長野
7番 高橋
8番 亀井/小笠原

足を絡めた攻撃にするために、ここは、尚広選手をスタメン起用してみるというのが提案です。
代走が手薄になるので、ボウカー選手を2軍に落とし、松本選手か橋本選手を代走要員として昇格。

8番は相手が左投手の時は亀井選手、右投手のときは小笠原選手を起用します。
小笠原選手は、一瞬良くなったようですが、また、ダメになってしまいました。
素人目で見ていて、構えたとこのバットが立ち過ぎている(構えに力みがある→始動が遅い)ような気がします。
また、一時期のようにスイングが波打っている感じはあまりしませんが、
バットが最短距離で出ていないので、速い球に詰まるのではないかと思います。

そして左投手の外の変化球に崩される。

これが一番なのではないかと。
せっかくよくなりかけても、左投手に崩されて、またダメになる。
状態も、数字も上がってくるまで、左投手とはなるべく対戦させないほうがいいと思います。

亀井選手は、状態はそんなに悪くないような気がします。
ただ、気持ちが下を向いている感じがします。

今はラミレス選手のようなムードメーカーが欲しいですね。
ちなみに、クロマティ選手が退団した翌年の巨人は4位でした。

ジャイアンツ
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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