沖縄セルラースタジアム那覇で横浜DeNAとオープン戦を行ったジャイアンツ。
新戦力のボウカー選手、村田選手のホームランで得点するも、
8回に逆転を許して負けてしまいました。
オープン戦ですから、勝ち負けはいいのですが、
去年までの弱点はそのままであることがあらためて浮き彫りとなりました。
巨人のアキレス腱は以下の4点であると見ています。
1.クローザー
2.左の中継ぎ
3.バントや右打ち、四死球など、ヒット以外での走者の進塁や出塁
4.セカンド
1.に関しては、この試合に限らずずっと懸念されていることです。
「久保投手待ち」で春先は越智投手あたりにやってもらうしかなさそうです。
目先のことだけ考えると、澤村投手を後ろにまわすのがいいと思うのですが、
調整法なども変わりますし、やはり先発で大きく育てたいというのもあります。
ただ、久保投手が戻るまで、期間限定で経験させるのも、面白いかと思います。
2.が今日の大きな課題です。
8回に登板した高木投手。
エラーで出したランナーを足がかりに2点を失いました
とくに、ストレートのコントロールがままならず、オープン戦では珍しく、
川口投手コーチがマウンドに行くという事態になりました
どうも、高木投手は雨が苦手なようです。
今日のピッチングは、昨年の雨の草薙球場で押し出しをした試合を思い出します
左の中継ぎは、去年の実績で言えば、高木投手なのですが、
今日のピッチングを見る限り、開幕1軍は難しそうです。
7回に登板した星野投手はよかった
まず、ストレートが走っていました。
去年より球速もアップしたのではないでしょうか?
コントロールも低めに制球されていて、森本選手にヒットは許したものの、
ナイスピッチングでした
彼の場合、去年までは安定感がなかったので、今後のピッチングにも注目です。
また、今、アピール中の育成の大立投手が、結果を出していますので、
彼らでレベルの高い競争をしてもらって、左の中継ぎという弱点を補ってもらいたいものです。
3.については状況に応じたチームバッティング、
今日はそういうケースがあまりなかったのですが、
大田選手に2度、そういうケースがありました。
1アウト2塁、最低でも進塁打の場面では走者を進められず、三振。
9回の1点ビハインド、1アウト1塁の場面では、センターフライ。
実戦で力んで力がだせないのは、「もっていない男」の典型です。
原監督がオープン戦でどこまで我慢して使うのか、注目です。
4.については、藤村選手がこのところ精細を欠くプレーが多いことにつきます。
守備と足がウリなのに、守備での凡プレーが多すぎます
去年の成績では、まだレギュラーとはいえません。
ですが、当面のライバルだった寺内選手が故障で離脱。
2軍で通常メニューになってきたので、そろそろ戻ってきそうですが、
外野争いに比べると、非常にレベルが低いといわざるを得ません。
2軍では中井選手が2年ぶりにセカンドの守備をはじめたそうです。
中井選手や高口選手を絡めて、もっとハイレベルなセカンド争いにしてもらいたいです。
まだ2月ですけど、若手はもっとアピールしてほしいと思いました。
コメント
おはようございます・管理人さんの御指摘の通り、問題点が出てきましたね・
高木投手が空を見あげて厭だなあという仕草・・・プロではありませんね・大立、星野の成長に期待しましょうよ・
去年の草薙球場では、高木投手はストライクが入らないいらだちからか、
マウンドを蹴り上げたりしていました。
それよりは、いくらかマシだとは思いますが、
オープン戦なのだし、もっとテーマを持って投げてほしいです。
ゴンザレス投手、東野投手、星野投手からは、投球の意図が感じられましたが、
高木投手からは感じられませんでした。
藤井投手なき後、ジャイアンツの選手で唯一タイムリーなブログを書いてくれる選手なので、
しっかりしてほしいものです。