勝ってくださいと相手がお膳立てしてくれても、遠慮して勝たない巨人

今日勝たなくて、どうやったら勝てるのでしょうか
草薙球場でのヤクルト戦、序盤は4-1で完全にジャイアンツペースでした。
ところがグライシンガー投手が1点差に詰められて5回を投げきれず、
7回にアルバラデホ投手があっさり同点に追いつかれてしまいました

7回に同点に追いつかれたアルバラデホ投手を、8回もマウンドに送りました。
結局、畠山選手に二塁打を打たれて山口投手にスイッチするわけですが、
この8回のアルバラデホ投手の登板に疑問を持つ方もいると思いますが、
私はここは仕方がないと思いました。

なぜなら、7回裏のヤクルトの攻撃が終了した時点で、時計は9時でした。
今年の3時間半ルールなら、延長には入らないかな、と思いました。
ならば、8回に久保投手かなと思っていたのですが、原監督もそう考えていたと思います。

ところが、8回表、ジャイアンツのクリーンアップからの攻撃。
長野選手、ラミレス選手がブリブリ振りまわして、三振
続く由伸選手も粘れず、三振
あっさり3人で、しかも10分もかからないで8回表が終わったのは想定外でした。
これで、お互い三者凡退が続けば、延長に入るかもしれない。
それでアルバラデホ投手が続投だったのだと思います。
結果、ランナーを出して、ピンチになって、ヤクルトの攻撃に時間がかかりそうだったので、
ピッチャーを替えたということだと思います。
山口投手、久保投手の投入が遅れたというのは、結果論かなと思います。
ただ、原監督がよくやるイニング跨ぎの継投は、あまり良くないのかなとは思います。
(BBHならいいのでしょうけれど

それよりも問題は9回表の攻撃です。
この回は記録されない大きなエラーをヤクルトが2つしてくれました。
なのに、点が入らない
阿部選手がヒットで出た後、小笠原選手のセカンドゴロ、強い当たりでダブルプレーかと思われましたが、
イレギュラーしたこともあり、田中選手が弾いてくれました(記録はヒット)。
これでノーアウトランナー一塁二塁。

ここで、2回にタイムリーヒットを放ち、8回裏にも素晴らしい守備を見せてくれた藤村選手。
ここでバントを決めればヒーローインタビューかなって思ってました。
セカンドランナーがフォースプレーになるむずかしい状況でしたが、
ランナーは代走の尚広選手ですし、ピッチャーは左投手。
転がせばなんとかなるケースです。
ところがキャッチャーフライで送れず

そのあとの脇谷選手の浅いライトフライをバレンティン選手がまさかの落球。
しかし、小笠原選手の走塁ミスでセカンドフォースアウト、ライトゴロになってしまいました。
1アウト満塁のはずが2アウト一塁三塁。
完全に流れを失ってしまった巨人は、続く坂本選手が案の定、凡退

そして9回裏、ホワイトセル選手のシフトの逆を突かれ、ノーアウトでランナーを出すと、
せっかく送りバントを失敗させたのに四球を出して、最後は安牌のはずのバレンティン選手に打たれてサヨナラ負けです。

いま、12球団で一番弱いですね。

今日は亀井選手が2番でスタメンでしたが、初回ノーアウト一塁で、送らせませんでした。
亀井選手が2番で出る以上、私も初回からバントはしてほしくないです。
亀井選手ならゲッツーは少ないのですから、悪くともランナー入れ替わりくらいになると思うからです。
ところがレフトへのファールフライ。
そしてその裏にエラーをして、そのあとの処理の緩慢さもあり、交替させられてしまいました。

チーム状態がいいときに、この「懲罰」采配はチームに喝を入れることになると思いますが、
正直、今は手駒を序盤で減らしているに過ぎないと感じました。
この後、サブロー選手を2番に入れて、小笠原選手をサードへまわし、由伸選手をファーストへまわしました。
結果、1番~4番までが右打者、5番~8番までが左打者といういびつな形になってしまいました。
亀井選手は褒めて伸びるコだと思います。
これでチャンスを奪わず、また使ってほしいです。

あとひとつ気になることが…。
9回裏の守備から小笠原選手に代わって古城選手が入ったのです。
例のライトゴロの走塁で足を痛めたのでしょうか?
少しずつですがヒットも出てきたところなので、ちょっと心配です。
もし、守備面から替えたのだとすれば、その采配は批判します。
ならば古城選手を代走から使えばいいのではないかと思うからです。

ここまで調子が悪い巨人ですから、7月中に5割に戻せない場合、
今シーズンは若手育成に切り替えたほうがよいのかもしれないと思います。

ジャイアンツ
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1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

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