オープン戦終了、巨人打撃陣に不安残す

2012年のオープン戦の最終戦、DeNAと試合、
開幕投手の内海投手が初回に2失点し、そのまま0-2で敗れました。
内海投手は失点したものの、澤村投手、杉内投手の仕上がりもまずまず。
また、久保投手が登板するなど、投手陣は開幕に向けて順調に調整ができたと思います

問題は打撃陣です。
この日は矢野選手が打ったセンター前ヒットが、チーム唯一の安打。
DeNA投手陣のデキがよかったにせよ、なんともお寒い内容です

結局、懸案だったセカンドは、
オープン戦ではとてもレベルの低いポジション争い
2軍に落とされていた藤村選手が再昇格しましたが、
今日の空振り三振を見ていると、正直、2割5分を打てる気がしません
守備では安定感のある寺内選手ですが、こちらも、2割そこそこかなぁ、という感じ。
今年も巨人の8番はアン牌の気配が濃厚です

2番にボウカー選手が入ることで、怖さは出ますが、
ときどき長野選手が走るくらいで、機動力がほとんど使えない状態になります。
と、なると、打つしかないわけで、攻撃のバリエーションが限られてしまいます。

また、個人的に心配なのが小笠原選手。
例年ならば、オープン戦で全く打てなくても、開幕にはきっちり仕上げてきてくれました。
しかし、まだ、低反発球に対応できていない感じがして、かなり心配です。
体格の大きな選手ではないのですが、
以前は、バッターボックスに立っていてすごい威圧感があったような気がします。
今は、構えは同じなのに、「あそこに変化球投げておけば大丈夫かな」的な感じがしてしまいます。
今年はあまりロングヒットは期待できないかもしれません。

開幕の相手となるヤクルトは石川投手、村中投手、赤川投手の左3枚をぶつけてくるという報道もあり、
このまま、小笠原選手の調子が上がらないのであれば、
思いきって、開幕スタメンを外すことも考えた方がいいかもしれません。
でも、ガッツには頑張ってほしい

2012年、ジャイアンツの開幕オーダーはこうだ！