小山投手が5回を無失点。1年間で1/3イニングの成長。そして今後の課題。

プロ2年目の小山投手が、5回を無失点。
勝ち星こそ付かなかったものの、次につながる好投を見せてくれました

坂本選手や澤村投手と同学年の小山投手。
昨年も何試合か先発のチャンスをもらいましたが、
いずれも5回を投げ切れずに交代していました。
今日はその5回の壁を乗り越えました。

たった、1/3イニング。わずか1つのアウトですが、
4回2/3と5回を投げ切るのとでは意味合いがまったく違います。
1年間での小山投手の成長がこの1/3イニングに凝縮されていたのだと思います。

小山投手は先発投手としての第一歩を踏み出したと言えるでしょう

小山投手の持ち球は長身から投げおろす140キロ台中盤のストレートと、
角度のあるフォークボール、そして、大きくまがるカーブ。

今日は、右打者の外角低めにストレートがきれいに決まっていました。
また、フォークボールもカウントを取るボール、空振りをとるボールと、
上手く投げ分けられていたと思います。
また、ところどころに投げたカーブも、打者にとって邪魔なボールになったようです。

一方で課題も見られました。
フォークボールを投げ過ぎているということです。

小山投手の大きな武器となっているフォークボールですが、
いささか多投しすぎたようです。
5回は握力が落ちたのでしょうか、ストレートが若干シュート回転していたように思えます。

もう少し、ストレートとカーブを上手く使って、
ファウルでカウントを稼ぐことも覚えていってほしいものです。

また、ランナーを背負ってのピッチングも課題が残ります。
ランナーを背負うと、若干ボールが高くなります。
ランナーがいるときに、ストライクゾーンにフォークボールを投げるのは非常に危険です。
また、小山投手のストレートは見た感じ、綺麗な回転がかかっているように思えます。
これはひとつ間違えると、高めにナチュラルシュートする危険があります。

このあたりは、もっと精度を高めていってほしいものです。

しかし、今日のピッチングは本当によかった。
次はぜひプロ初勝利を

ジャイアンツ
ジャビッ党をフォローする

1975年、ジャイアンツの歴史上、唯一の最下位だった年に生まれる。
同学年の選手は高橋由伸、上原浩治、高橋尚成、井端弘和、岡島秀樹など。

生まれてからの最初の記憶が、祖父の家のテレビで観た王さんの756号という巨人ファン。1989年の近鉄との日本シリーズ、3連敗からの逆転日本一を疑わず、それが実現したことから、本格的にジャイアンツにのめり込む。

高校時代から東京ドームに通い始め、1994年には東京ドームでアルバイトをし、日本シリーズでは長嶋茂雄監督の胴上げを生で観る

大学時代に某スポーツ解析ソフトウェア会社にアルバイトとして働き始め、そのまま入職。野球とラグビーのデータ入力と解析を担当した。

2008年には年間およそ50試合ほど、東京ドーム、神宮、横浜などで観戦したが、仕事の都合上、現在は日テレG+での観戦やネット観戦が多い。

夢は東京ドームの年間シートを購入して、毎試合生観戦すること。

ジャビッ党をフォローする
ジャビッ党|巨人ファンのジャイアンツ愛に満ちた応援ブログ

コメント